Bar Dram(バー・ドラム) [福岡/博多 BAR]

中心部にもほど近い雑居ビルの上階にBARがある。
fukuoka 176.jpg


琉球料理のちょうちんもぶらさがっている廊下を歩いて扉の前まで来ると、フリのお客を拒絶しているかのような入りにくさを感じるが、そのままかまわず中へとはいると、暗い中にカウンターとわずかなテーブル席が。
fukuoka 171.jpg
fukuoka 172.jpg
前のお店の居抜きだろうか。内装はどことなくスナック風で、お世辞にも高級感のある感じではないのだが、バックバーのラインナップを見てもやはり本格的なBARだ。下部にはグラスが青い光に照らされ浮かび上がっている。
fukuoka 173.jpg
カウンターの後ろ側は両側二箇所が開口部となっており、博多の街を眺めることができる。大きく見下ろすでもなく、ビルに囲まれてもいない。窓を開けてもらうと春の夜を感じる、ほど良い風がはいってきた。
fukuoka 174.jpg
鶴田さんのつくるジントニックはとても美味しい。シンプルなカクテルだからといって適当なものが出てくるわけがなく、明らかにレベルの違うものを出してくる。アルコールは十分にはいっているがそれを感じすぎたり、やたらと炭酸だけが効きすぎたりすることはなく、もちろん水っぽくもない。さわやかでキレイにまとめてくる。
この日は別のジンを使って、いつものジントニックやジンバックだけでなく、ホワイトレディも飲んでみた。すごく上品な味わいで幸せな気分。
ここでは旬のフルーツのカクテルも楽しみだ。何が出てくるかは季節物だけに運次第だが、その日の気分で我儘に飲みたいイメージのものを注文できるのもいいし、作りたくない類のカクテルははっきり言ってくれるのも気持ち良い。
モルトも興味のあるものが並んでいるのだが、いつもカクテルを楽しんでいるうちに酔ってしまうので、博多に連泊して今日はカクテル、明日はモルトというふうに行けると良いのだがなどというのは贅沢だろうか。
鶴田さんは、やたらと自分のスタイルを押しつけるようなことはしないが、一方ではどんなカクテルを飲んでもスタイルがくずれることはない。前回の訪問から1年半ぶりぐらいだったが、久し振りに飲んでも「これ、これ」という感じで違和感がなかった。
よく旅する地方ごとに1軒、こういうバーがあると次の旅も楽しみになるというもの。次に博多を訪れることができるのはいつだろうか。。