渚亭たろう庵の宿泊記、続いて洗面スペースや浴室をご紹介していきます。サニタリースペースは洗面室、内湯、そして客室露天風呂に分かれています。
洗面スペースのシンクはシングルでコンパクトにまとまっています。
アメニティ類はかなり充実しています。
標準のアメニティは資生堂のホテル向け商品である「ルモンドール」ですが、それとは別に「Kune(クーネ)」という化粧品も置かれています。Kuneは三陸の陸前高田と国内の他産地で栽培された椿、そしてネパールの材料を使ってつくられた植物由来成分中心の化粧品シリーズです。ちなみにクーネとはエスペラント語で「共に」の意味だそうです。
バスタブは国内と露天それぞれにあり、どちらも十分な大きさがあります。普通はどちらかのみが多いので両方というのは珍しいですね。
露天の円形のバスタブはジェットバスになっています。露天のお湯はチェックインした時にはすでに沸かされていて夜の10時までは保温運転になっていました。
トイレは独立しており、こちらにも小さい手洗いがあります。
バルコニーに出る際はこちらのスリッパを使います。
バルコニーからも海が見えますが電柱が邪魔をしているのが残念です。
別方向の窓からは田老の街が見渡せますが、こちらはまだ震災の爪痕がはっきりとわかりますね。
部屋も浴室も今の旅館に必要とされそうな要素を詰め込んだ感じです。
次回は夕食の様子をお伝えします。
渚亭たろう庵 宿泊記その3 浴室(三陸縦貫ドライブ旅2016春 その13)
- 2016-10-17
- 八戸・東北