気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館 と道の駅大谷海岸(北東北&三陸ドライブ旅行9)

休暇村気仙沼大島をチェックアウト。

こちらは気仙沼大島のウェルカム・ターミナルです。お土産店や飲食店等が数点並んでいます。

まだ橋がなかった時はここに気仙沼からのフェリーが到着していたと記憶しています。

気仙沼は2021年のNHK朝の連続テレビ小説「おかえりモネ」の舞台になっていたようです。モネの出身である亀島は気仙沼大島がモデルとなっています。

映画「すずめの戸締り」にも登場したクリームサンド。

再び橋を渡って本土側に戻り「気仙沼市 東日本大震災遺構・伝承館」へ。

こちら東日本大震災によって被災した宮城県気仙沼向洋高等学校旧校舎を震災遺構として保存した施設です。校舎の震災当時の様子が保存されているとともに伝承館では映像シアターや写真パネルにより当時の様子を展示しています。

津波の威力がいかに凄かったかが実感できます。

黒板等が残っているのがなんとも・・ですね。

津波によって3階まで運ばれてきたクルマ。

こんな高さまで面で津波が押し寄せてきたらもうどうしようもありません。

12mの津波は4階まで押し寄せい、ちょうどレターケースが錆びたところまでが津波の最大の高さだったようです。

建物の外壁の一部は津波で流されてきた冷凍工場の建物によって破壊されています。

屋上から。

その後更に南下して道の駅大谷海岸へ。こちらはBRT(バス・ラピッド・トランジット)の大谷海岸駅を兼ねています。気仙沼線と大船渡線の一部を復旧する際に鉄道ではなく、その線路跡を専用道路として活用しつつBRTとして生まれ変わらせたものです。一応BRTによる仮復旧という建付けになっていますがおそらく鉄道に戻ることはないのでしょう。

物販や飲食が充実しています。お刺身も新鮮で安かったのでこの日那須別宅の晩御飯用に買って帰ろうかと思ったぐらいです(かなり移動距離が長いのでやめましたが)。

このあなごめしも食べたかったですね。

気仙沼のカツオ。

こちらの道の駅もすずめの戸締りに登場します。

気仙沼周辺も何度も訪れています。

この日は一気に那須まで戻りますのでどんどん南下します。