気仙沼の桜 そして防波堤一体型商業・公共施設(三陸縦貫旅行2019春)

今回の三陸縦貫の旅、最後の訪問地は気仙沼です。南三陸、そして他のエリアに先行して復興エリアが街びらきした女川は前回の三陸旅で訪れていますのでまたの機会にしましょう。

気仙沼の駅は街はずれの高台にありますので、海沿いのエリアまで2キロぐらいの道を歩いていきます。気仙沼の街は2011年に被災後に10年計画で気仙沼市震災復興計画を進めてきたそうですが、その計画のひとつとして2018年に南町海岸商業施設「ムカエル(迎)」、2019年4月に「まち・ひと・しごと交流プラザ(Pier7)」がオープンしています。

こちらの施設は階段状になっており海岸の防波堤の役割も果たしています。研修室や交流センター、軽運動場などがあります。但しハコをつくっただけでは難しいのはどこも同じです。

こちらは交流プラザ部分。キッチン付きのスペースもあり様々なイベントにも活用できそうです。コワーキングスペースらしき空間もありました。

となりの商業施設にはサードプレイス的なコーヒーショップも。

高波時には可動式の壁が閉じられるのでしょうか。それらしき場所がありました。

気仙沼の港からは気仙沼大島までフェリーが運航されていましたが2019年4月に橋がかかり陸続きになりました。気仙沼大島では国民休暇村に宿泊したことがありますが、当時はまだ海岸の風景が痛々しかったですね。

気仙沼を訪れて震災があったからの8年間の時の流れ、変わったこと、変わっていないことをあらためて考えていました。復興の歩みも街によってそれぞれのプロセスを経て今に至っています。

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そんなことを思いながら以前に気仙沼ニッティングを訪れた際に通った坂を上ります。

高台にあがると気仙沼の港、そして桜が満開でした。

旅の終わりに見る風景としていい感じでしたね。それではそろそろ駅に戻りましょうか。

そういえば気仙沼はポケモントレインなんていうのも走っています。気仙沼からは一ノ関に出て新幹線で帰りました。

三陸縦貫編、今回で終了です。ありがとうございました。