大船渡の「やすらぎの宿 廣洋館」をチェックアウトしてそのまま陸前高田の箱根山テラスへ。箱根山テラスは木と人を活かすをテーマに2014年にオープンした滞在型の宿泊及び研修施設です。
こちらは当初地元被災企業が集まって設立した「なつかしい未来創造㈱」と東京からの応援企業により計画されたようなんですが、その後地元企業の長谷川建設が引き継いで運営しているそうです。
さて、実は当初は大船渡ではなくこちらに宿泊も考えたのですが、その当時はよく調べもせず3セクか何かの公共事業と思っていたので公共の宿でGW期間中朝食のみ2万円は結構するなあと考えやめてしまったのです。あらためて現地で見てみるとこちらにも宿泊したいと感じました。ぜひまたの機会に。
さて、箱根山テラスです。
朝食を食べてまだそんなに経っていないのでこちらでは軽くお茶をすることにしました。
こちらの特長は広い広いテラスです。テラスからは三陸の海が見えます。ここからは復興の土砂も見えず、ブルドーザーの音も聞こえず、ただ目の前には山と森と海が広がるのみです。
テラスは直に座ったりカウンター沿いの椅子に腰かけたり、あるいはもしかすると寝そべったりと、それぞれのスタイルで自由に過ごせる空間になっています。
室内は宿泊棟とセンターハウスに分かれていて、センターハウスは1階がカフェやサンルーム、フロント、2階はワークショップルームになっています。
1階のカフェはこんな感じ。
サンルームのエリア。
宿泊棟はショールームはしませんでしたが、WEBサイトで見るとテレビもなく白い壁と木で構成されるシンプルな空間のようでした。
ここに数日滞在して朝に雲海を眺めたり、日中に読書したり、あるいは夜風に吹かれてテラスでお酒を楽しんだりして過ごしてみたいですね。
陸前高田の箱根山テラスでカフェタイム(三陸縦貫ドライブ旅2016春 その9)
- 2016-10-11
- 八戸・東北