ホテルを出てトラムでアムステルダム国立美術館へ。ゴッホ美術館と同様にネットであらかじめチケットを購入していますが、こちらはゴッホ美術館のように入場時間は指定されていませんので見たい時間帯に自由に入館できます。
日本の美術館の企画展はなぜあんなに並ばせたりするのでしょうか。話題作りのためなんでしょうね。ネットでの時間指定予約とかなぜやらないのか不思議です。
ちなみにアムステルダム国立美術館は大規模な改修のため2003年に一度閉館、度重なる延期の末2013年にリニューアルオープン。前回訪れた時の印象とは内部はかなり変わっていました。
またこちらは専用のスマートフォンアプリがあり館内のガイドも見ることができますので、説明を見ながらじっくりと鑑賞したい方はダウンロードされた方が良いですね。チケットを購入した後に来るメールにアプリの案内があると思います。
前回のオランダは10年以上前で冬でしたが、ハイシーズンであることを差し引いても全体的にヨーロッパは以前よりはるかに観光客が増えている印象があります。例えば以前は少し並べば入場できた印象のアンネフランクハウスも数日前でもすでに予約がいっぱいで15時以降に長時間並ばないと入れない状態でした。主要な美術館や人気のあるスポットを回る時には事前予約が必須の時代になりましたね。
こちらの一番人気であるレンブラントの絵画が提示されているスペースは大混雑。とはいっても日本の美術館の企画展のことを思えばはるかに空いています。順路を作られて絵画をじっくり眺めることができないなんてことももちろんありませんし写真の撮影も自由です。
フェルメールの牛乳を注ぐ女も展示されています。
提示されている作品たちはもちろん素晴らしいのですが、この建物自体も素晴らしいですね。
館内にある図書館。今も図書館として使われています。規模が違いますがポルトガルのコインブラ大学の図書館を思い出しました。
飛行機が展示されているスペースも。
かなり規模が大きいので1日ですべて見てしまうのは難しいですね。本当なら2日に分けたいところです。