リビングルームがすばらしいだけに、寝室とサニタリースペースにも期待してしまう。
だが、こちらは平凡な造り。スタンダードなカテゴリの部屋と比較してスバ抜けた違いは感じない。
サニタリースペースについては、このクラスの部屋では最低限洗面カウンターはダブルシンクにしてほしいし、バスにもジャグジーぐらいはついていて欲しい。レインシャワーも水の使用量を気にしたのか?マンダリンオリエンタルなどのものよりもいくぶん小さめな気がする。
良いところもあげると和式のバスルームはやはり使いやすい。ハイアットはある時期から和式の洗い場付きが多くなっていて、確かアンマン(ヨルダン)のグランドハイアットもそうだった記憶がある。
アメニティーがハイアットオリジナルのものからスイートはRENなっているのは救い。ミネラルウォーターも開業当初は全部屋VOSSだったように記憶しているが、今は全部屋普通のもの。欲を言えばスイートカテゴリだけでも復活してほしい。
ベッドルームはコンパクト。もちろん狭いはずはないが、相対的にそう感じる。しかしベッドルームもリビングも中途半端な大きさよりはこのほうが良い。これによりあの伸びやかなリビングルームが実現しているので。
ひとつ気になったのはベッドの寝心地。相性が悪かったのか翌日は体が痛かった。これは個人的な向き不向きだと思う。個人的には都ホテルのスーパーベッド(今もあるのかな?)が良く合った。