十勝千年の森は北海道ガーデン街道のうちのひとつで、帯広から新得方面にクルマで45分ぐらい走った十勝清水にあります。
広大な敷地に広がる施設ですが、そのうち英国のガーデンデザイナー、ダン・ピアソン [ Dan Pearson ] 氏が設計したメロウガーデンや、アースガーデンは英国のTHE SOCIETY OF GARDEN DESIGNER AWARD 2012 の最優秀賞を受賞しています。ちなみにダン・ピアソン氏は六本木ヒルズのけやき坂コンプレックス 屋上庭園も設計しています。
入口から入るとまずは「エントランス フォレスト」エリア。いかにも北海道らしい風景の森を通ります。
森を通ると広場のようなところへ。ここは馬の放牧場になっています。
そして次に広がるのがアースガーデン。もともとな平坦な土地に波打つ小さな丘を重ねていくことで、見る方向に寄って風景に変化がついています。もちろん丘の高さや傾きなどは綿密に計算されています。
木陰の昼寝も気持ち良さそう。。
奥に見えるのはオブジェのカムイのサークル「キサラのかけら」。
園内を流れる小川を渡って次のエリアであるメドウガーデンへ。
デザイナーが十勝の風景からインスピレーションを得て、草花の美しさや草原と森の織りなす風景を楽しんでもらいたいということでつくられたエリアです。
この時期は花が比較的少ない時期だったのですが、それでもガーデンの美しさに癒されるひとときでした。
最後にローズガーデン。十勝千年の森のHPによるとダン・ピアソン氏監修のもと、イングリッシュ・ローズの生みの親、デビッド・オースチン・ロージズ社(英)のロザリアン、マイケル・マリオット氏とのコラボレーションによるバラの庭とあります。バラの品種はオーガニック栽培に適した丈夫な品種が選ばれているようです。
建物の脇にもフラワーがいっぱいです。
時間の関係もあり少し駆け足気味に回ってしまったのですが、花の最盛期にもう一度ゆっくり訪れてみたい場所になりました。
英国のデザインアワードで大賞を受賞した十勝千年の森のガーデンをめぐる(十勝帯広 グルメとガーデン街道の旅 その7 2014年8月)
- 2016-01-15
- 北海道