江戸川橋の新目白通り沿いのビルの裏側、ビルのテナントとして何軒かのお店が並んでいるうちの１軒が小麦やだ。
お店の外観はかなり素っ気ない感じで、店内に入ってもテーブルの配置など微妙に違和感がある空間なのだが、うどん屋さんなのだから問題はうどんの味。
ランチで天ぷらが３種はいったぶっかけを注文。注文時に15分ほどかかりますがよろしいですか？と念を押される。茹で置きしていないのは好ましい。
出てきたうどんは盛り付けもきれいで、麺も見た目も美味しそう。つやがあります。口にいれると噛みごたえがあるが、かたいばかりではなく弾力がある。食感的にはまさしく讃岐うどんだ。
天ぷらの軽やかな揚げ具合も良い。うどんの味ともよく合っている。出汁もほど良い濃さ。
近くなので昼夜ともに何度も行っているが、盛り付けも含めて店主がいるときのほうがやはり良い。日によって多少出来不出来があるようにも感じるので、食べてみて？？という日もなくはないが、徐々にそのへんは落ち着いてくるのだろうと思う。
夜は居酒屋的にメニューが増え、それはそれで楽しめるが、やはりうどんメインの店という気がする。
あるレベル以上のうどんが行列するでもなく、ふらっと立ち寄れて食べられるのはうれしい。長く続けてさらにレベルアップしてほしい。
