仙台の文化横丁にあり、一見でも入りやすい雰囲気のお店。
注文は握りのみで。
連休にはいろうとするタイミングだったため、ネタがどれだけあるのか不安だったが、おそらくいつもより種類は少なめながらもいろいろと工夫して出してくれたので十分に楽しめた。
コハダは2種類の〆具合で、まぐろのヅケ、そして白身系を数種類。海老、穴子など、何貫出されたかは忘れたが、おそらくは15貫ぐらいは食べただろうか。コハダはかなり美味しかった。
酢飯は赤酢を使っており、握りの大きさは小ぶり。いわゆる高級店ではないため、とびきりのネタが出るわけではないが、ネタとシャリのバランスも良く、調子よく食がすすむ。何かが主張しすぎたり、逆にマイナスになったりすることがなく、この価格帯においては極めて良心的なお店と言えるのではないだろうか。
握ってくれた方もテンポよく、そして丁寧に接客していただいたので、とても気分良く過ごすことが出来た。おきまりに少し追加したが、一人当たり5000円台と会計もお財布にやさしかった。
鮨屋の場合、基本的に対面なのでやはりお互いに楽しめる空気をつくりたいもの。この日はうまく波長が合ったように思う。仙台に行く機会があれば、また訪れたい店だ。