前回の訪問から６～７年経っているだろうか。久し振りにグランドハイアット福岡のグランド・クラブルームに宿泊した。
インテリアは以前と変わっていない。大きくとられた開口部からは専用庭が広がり解放感があり、とても居心地の良いクラブラウンジだ。東京のグランドハイアットよりもはるかに贅沢な空間をもっている。
ラウンジでは
・営業時間中のコーヒーなど飲み物のサービス
・12:00-16:00のアフタヌーンティーサービス
・17:30-19:30のカクテルサービス
・朝食のサービス
が行われている。
他にフィットネス利用などの特典もあるが、ここでは省略。
アフタヌーンティーの時間は以前は生ケーキ等もあったように記憶しているが、今はかなり簡素化しており、クッキーなどが数種類あるのみだ。
最近、各ホテルではラウンジの飲食内容を簡素化するところが増えたが、食い放題化している今の状況では仕方ないかもしれない。その分、トレーに群がったりするゲストはいないので、ゆっくりとラウンジでくつろぐことが出来る。
前回もそうだがここのラウンジはあまり混まない。おそらくはホテル「だけ」を目的に来ているゲストが少ないからだろう。夜も博多の街の「食」を楽しみにしている人が多いせいか、ラウンジの軽食で一食浮かそうと考えている人は少ないように思えた。
カクテルタイムは各種のつまみとアルコール類が出される。こちらも以前よりは種類が減ったが、カクテルタイムとしては十分な内容。小皿が数種類、各種野菜、そしてアルコールはシャンパンもある。銘柄はニコラ・フィアットだった。確か以前にＡＮＡの機内食でも飲んだ。
カクテルタイムのつまみは量は多くはないが、どれも味は良く、満足できる内容だった。
サービスは向こうから積極的に何かをしてくれるという感じはないが、対応自体は悪いわけではなく、求めた内容に対してそつなくこなしてくれるようなイメージ。
朝食はコンチネンタルと銘打っているが、スクランブルエッグもあり、ハムやソーセージ類も充実している。フルーツの質も高い。こういう基本的もののレベルが高いのは高級ホテルならでは。パンの種類も多いが、パンのレベルに関しては東京のＧＨのほうが質は良かった。
全体としてはクラブラウンジに限らないが、福岡のグランドハイアットは支払うレートに対しての満足度が高く、福岡に再訪する際にはまたぜひとも利用したいと思えるホテルだった。
