ANAインターコンチネンタル東京 宿泊記2 クラブインターコンチネンタルラウンジのカクテルタイム(2025年5月)

ANAインターコンチネンタル東京のクラブインターコンチネンタルラウンジは客室階の大改装と合わせてクラブインターコンチネンタルラウンジの増設もおこなっています。具体的には元々あった35階に加えて36階にもラウンジを増設しそちらのほうは12歳未満の子供も利用できるようになりました。但し今回は閑散期ということで従来通り35階のみの営業でした。

お馴染みの風景です。コロナ禍で1週間ほど滞在した際にはこちらのミーティングルームを借りて会議をしたこともありました。

閑散期と言ってもラウンジ自体は結構賑わっていました。といってもインターコンチネンタルの場合はカクテルタイムのビュッフェ台に行列ができたり座る場所が無くなって何回転もさせたりというようなことはあまり起きません。

前菜類

アフタヌーンティーで提供されていたサンドイッチ類も再登場していました。でも以前もそうでしたね。

ものすごく種類が豊富というわけではないですが十分な内容だと思います。

時代なのでしょうか、比較的ヘルシーなものが多いですね。

謎のツリーに小皿がのっかっています。

少しずつ内容が入れ替わっていく鮨。当たり外れがあります。

シャンパーニュはモエとテルモンの2種類。

こちらもアフタヌーンティー等でも提供されるデザートでしょうか。

マカロンやチョコ

お鮨の種類がちょっと増えたかなと言うぐらいで全体的なフードの構成は2022年当時とあまり変わっていませんね。コロナ禍の時はシャンパーニュが品薄となり、それまでの普通のマムに変わってこの時はマムのロゼシャンパーニュが提供されていました。マムになる前は長らくルイ・ロデレールでしたね。

ちなみにもっとコロナ禍の真っ最中の時はラウンジを閉鎖して2階のロビーラウンジのほうでセットメニューを提供していました。こんなことがあったなんて今や遠い世界の出来事のようです。

それでは今回とったものを。

手前の3品は本日のホットプレートです。原則日替わりで提供されます(数日でほぼ1周しますが・・)。

お鮨は途中で内容が変わっていきますので食べたいものがあればその時にとっておいたほうが無難です。焼き目のついたイカや穴子の握りなども。

こんな感じでなかなかに豪華に見えるカクテルタイムになりました。

グラスが空いたら結構頻繁に注ぎに来てくれます。

昔のインターコンチネンタル香港を思い出しました。当時はあそこもシャンパーニュはモエだったので。

リージェントになってシャンパーニュの種類は変わりましたがサービスの良さは変わりません。

こちらはエビとのどぐろですね。

2杯ほどシャンパーニュを楽しんだ後はハイボールに切り替えました。

ラウンジのスタッフはほとんど入れ替わっていて知っている人はほぼいませんでした。現在のスタッフはほとんど外国人でいわゆるホテルっぽいサービスではないのですが、トレーニングをしっかり受けているのか基本動作はちゃんとしていました。ホテルらしい優雅さというか手慣れた感じはなくちょっとファミレスっぽい接客なのですが、マメに皿やグラスの様子も見ていますしサービスが悪い感じはしませんでした。日本語の訓練も受けておりニセコの一部のホテルのように英語しか通じないなんてことはないので安心してください。

私がよりもっと上級顧客でよりパーソナルなサービスを望む立場にいたら現在のこちらのような均一化したサービスだと不満に感じたと思いますが、私は幸いなことにただのリーマンの一般顧客であり特別な対応を望むべくもないのでむしろ快適にすら感じたのが今回の滞在です。

ただひとつ不満を言うならばこれはホテルのせいではないのですが円安のせいで日本に来る外国人のレベルが下がっておりいかにもレイシスト的な輩とか、野暮ったい人たちとか変な人が増えたなあとは思います。これは神楽坂の街を歩いてもそう感じるのでホテル内だけではありません。早く円高に戻ってくれることを望みます。

今の東京の異常な価格が落ち着き5万円を割るようになってきたらもう少しこちらやキンプトン新宿等の宿泊の回数を増やしたいと思いました。

お部屋にもどったらマジックアワーになっていました。

高層ビルがニョキニョキと増殖しているせいで東京中心部のホテルはどこも訪れるたびにどんどんと窓からの視界が狭くなっていきますね。