ANAインターコンチネンタル東京 宿泊記1 客室全面リニューアル後の2シングルプレミアムハイフロアルームのお部屋(2025年5月)

最近あまりIHGの国内上級会員からは評判のよくないこちらのホテル、しばらくぶりの滞在です。

数年間宿泊していないように感じていたのですが実それほどでもなくて2023年夏には宿泊していたようです。久しぶりであることには変わりないですが。

更にそれ以前は2022年の宿泊です。この時は改装前の中では貴重な洗い場付きのお風呂のタイプでの滞在でした。というか本当はアップグレードされてクラブインターコンチネンタルフロアの(スイートではない)客室になっていたのですが、なんとこのタイプは当時のGMの好みだったのか?前回の改装でバスタブを無くすという暴挙に出た客室だったのでダウングレードしてもらいました。

さて今回の宿泊記に戻ります。

ロビーフロアも合わせて改修されましたが、それほど雰囲気は変わっていませんね。装飾は増えていますけれども。

このへんもほぼ変わっていません。

こちらのホテルのメインダイニングは期間限定で「ル・プチシェフ」なるシネマレストランに変わってしまったのは残念です。ピエール・ガニェールに戻ってきてほしいです。

それでは客室へ。

扉を開けてすぐにかなり雰囲気が変わったことがわかります。

部屋の狭さと天井の低さだけはどうにもなりませんが、ほぼ新築と言っても良いぐらいに内部は変わりましたね。昔の客室の面影はミニバーコーナーとクロゼットくらいでしょうか。正直ここまで力を入れてリニューアルするとは思っていませんでした。インテリアも今風のインターコンチネンタルの雰囲気になりましたね。

ミニバーコーナーだけはほぼ昔のままです。

間接照明を使ったライティングになりました。

スイッチやパネル類も一新され、USBのコネクター等も設置されています。

BoのBluetoothスピーカーも置かれました。

最近どのホテルもこれ系のライトが多いですね。

逆側から見たところ。この方向から見たほうが以前の面影があるでしょうか。テレビボード等が無くなった分、以前より少し広く見えます。

丸テーブルのそばにもコンセントやUSBが。

ミニバーはインターコンチネンタルらしくグラスやカップ等はトラディショナルな品ぞろえです。

ネスプレッソマシンや鉄瓶の急須、そしてコンプリメンタリーのお菓子もありました(引き出しの中のお菓子は有料です)。

昔からお菓子がありますよね。

ミネラルウォーターはアルミ缶タイプになりました。

ティーパックはTWGです。

冷蔵庫の中はこのような品ぞろえ。シャンパンも用意されています。

エントランスサイドの荷物置きの下の引き出しにはナイトウェアやドライヤーが。別途バスローブも用意されています。

ーウェットエリアは最近のアッパービジネスホテルのようにコンパクトでありながら洗い場付きのバスも作られています。

水回りもフルリニューアルされたのは喜ばしいことですね。

ヘアケア・ボディケアのアメニティーはもちろんインターコンチネンタル標準のバイレードです。

他のアメニティーはリクエスト制になってぐっと減らされました・・・

面積の都合でバスタブの奥行きがないのは残念ですが、以前のバスとは雲泥の差ではあります。

高級感はあまりないですね。

窓からの景色。

全体的な感想としては限られたスペースの中に今どきのホテルの必要な要素を可能な限り詰め込んだという印象で、事前に想像していたよりは好印象でした。サービスの全体的な印象については次回のラウンジのご紹介の回で合わせてお伝えできればと思います。