桝一客殿は客室も良いが、パブリックスペースもセンス良くまとまっている。
クルマで近くまで来たものの、最初は宿がどこにあるかわからなかった。旅館のスタッフの方に表通りまで出てきてもらい宿の前まで誘導してもらったのだが、実は迷っていた目と鼻の先に宿はあった。クルマはバレーパーキングで別の駐車場に移動してもらい、荷物を預けてチェックイン。ファサードは案外地味だが、扉を開けて中に入ると別世界だった。
ロビーは広くはないが、12室しかないことを思えば贅沢なつくり。チェックインとアウトの時以外で他の宿泊客と顔を合わせることもほとんどなかった。ソファはちょっとアルマーニカーサに似ているなあと思ったが特注とのこと。
ロビーフロアを抜けるといったん屋外に出る。中庭の池には鯉が。
今回は2階の部屋だった。螺旋階段を上ると部屋に至る通路がある。
部屋で休憩してから蔵造りのライブラリーに出かけた。こぢんまりしたスペースではあるが、利用中に他の宿泊客とはち合わせることもなく、しばし読書にふけることができた。もちろん部屋に持って行って読むのも可能。また無線LANもひかれている。
夜はかなり照明が落とされている。
翌朝のチェックアウトは12時だったので、ゆっくりくつろがせてもらった。