秋の小布施と言えばもちろん栗。栗の時期に限定で販売される朱雀(すざく)というお菓子がある。
お菓子というと甘いのかと思いきや、栗の部分は砂糖などは入っておらず本当に栗そのまま。口に含むと栗の味わいがいっぱいに広がります。まさに栗をほおばっている感じ。食べていくとやがて中心部に餡がはいっている。
これを食べるために来ている人も多いため、周りの人の食べっぷりは見事なもの。私個人としてはあまりのボリュームに途中で休憩しないと食べきれないほどだったのだが、隣の年配の夫婦はぺろりと平らげていた。料金はお抹茶付で1050円と安くはないが、このボリュームを見るとそれも納得。
こちらのお食事処も同系列の桝一客殿と同様、ジョン・モーフォードの設計。言われてみれば造作も確かにそれっぽい。シーズン中はかなりの待ち時間となるが桝一客殿の宿泊客は優先的に通されるので待ち時間を短縮できる。