THE KEY HIGHLAND NASU「ザ キー ハイランド那須」に宿泊してきました。那須御用邸に隣接した「相鉄の那須」別荘地内の標高600mのところにある鬼怒川金谷ホテル系のホテル(日光金谷ホテルとは別系列です)で元NECの保養施設だったのを全面改装しています。それにしてもインフラ企業の需要で潤ったNECは羽振りが良かったのですね。企業の保養施設は全般豪華ですがこちらはひときわ立派に感じます。那須の各エリアの別荘地はこのような企業や市町村の保養施設を転用したホテルが結構あります。保養施設を維持する時代でもなくなってきているのでしょう。
立派なエントランスエリア。濡れずにアプローチできる車寄せもあります。
ホテルの敷地はかなり広く池などもあり散策路が整備されています。
エントランスをくぐってすぐには土産物を販売するミニショップが。
ロビーエリアの向こうには屋内プールが見えます。チェックインするや否や部屋からすぐさまプールに突進する家族連れも何組かいました。
さて、こちらのホテルで特徴的なのが食事やドリンク、アクティビティがすべて含まれたオールインクルーシヴタイプということです。
料金に含まれているのは以下のようなものです。
- 暖炉ラウンジでのマシュマロ焼き(チェックイン~夕食前)
- 夕食ビュッフェ
- 朝食ビュッフェ
- オリジナルのマイソフト(朝食後の時間帯)
- ラウンジでのソフトドリンクや各種アルコール
- サイクリング(30分)
- プール(クアガーデン)
- 温泉浴場
- 卓球等が楽しめる多目的スペース
- カラオケルーム(50分)
- 天体ドーム(コロナにより休止中)
私たちのように中年夫婦のみだと利用するものは限られますが家族連れにはうれしいですね。
それではお部屋に。メイン棟と扇状になった客室棟は渡り廊下でつながっています。
今回予約したのは一番スタンダードな22平米の洋室ツインです。他にメゾネットや和洋室、スイートAとBがありますが、2人宿泊なら一番安い今回の部屋かワンベッドルームスイートのA(Bは2ベッドルーム)タイプでしょうか。スイートルームは部屋内に温泉露天風呂があります。
さすがに狭いのですが余計なものがないためにそこまで窮屈な感じはありません。宿泊の目的が那須というディスティネーション、そして食事やアルコール、アクティビティなのであればこのお部屋で十分なように感じました。
高級感がすごくあるわけではないのですが上品で落ち着いた色調のため安っぽくは感じません。
冷蔵庫の中はミネラルウォーターのみ。
洗面カウンターはプリンスホテルや休暇村によくあるような廊下に独立してあるタイプ。この配置は意外と使いやすいです。最近は大手ホテルチェーンのカジュアルなカテゴリのホテルでも増えてきましたね。
スタンダードタイプのお部屋はバスタブはなくシャワーブースのみです。
ドライヤーはパナソニックのナノイー。
窓の外は那須の自然林です。
次回はビュッフェ形式の夕食の様子をお伝えします。