「せんべろ」は元々那覇の酒場にはなかった文化ですが、地元資本の「足立屋」が那覇にせんべろ文化を持ち込み一気に広がっていつの間にか牧志周辺はせんべろ天国になってしまいました。ちなみに那覇のせんべろと言えば現在は真っ先に思いつく＆有名なのがこちらです。
さて、今回は新規開拓ということでこちら「大衆酒場 天しーさー」にやってきました。いえ、以前から知っていて何度もお店の前まで訪れているのですが店主が急に入院して臨時休業とかやっているはずの時間に諸事情でまだオープンしていなかったりとどうも巡り合わせが悪く三度目の正直で入店となりました。
このチープな感じが何とも言えません、これは誉め言葉です。
そんなにせんべろをメインに宣伝して良いのでしょうか。
こちらのせんべろセットはドリンクが3杯とフードが一品です。
普通じゃんと思うかもですがこのフード一品というのが結構な内容で一番看板メニューの串揚げだと何と10本も付いてきます、だから「天」シーサーなんですかね。おでん盛り合わせにした場合も7品とこれもなかなかですね。他にもフードはフーチャンプルーとかチャーハンとかもチョイスできます。しかもせんべろの御替わりもできます。でも6杯飲めればですが。
ビールはさすがに発泡酒ですが他にもドリンクメニューは豊富です。
コース注文後に一品料理やお食事メニューも別途注文できます。
案外メニューが豊富ですね。2人ぐらいで行くとせんべろを注文して他に単品を2～3品注文すれば一人3杯飲んで色々とつまんで1人当たり2000円以内でおさまりますね。お店的にはそれぐらいの注文量であまり長居はしないのが一番理想的な利用方法でしょうか。
普通は串揚げ10本だけで1000円を超えるでしょう。京成立石の串揚100円ショップを何故か思い出してしまいました。
ほとんど料理はワンオペ状態で作っているのと、かつ価格を考えると思ったよりも丁寧な仕上がりです。衣が厚過ぎるということもありません。もちろんよりお金を出せば世の中にはこれより美味しい串揚げはたくさんあるでしょうがこの努力はやはり賞賛されて良いと思います。
これは追加で注文した島豆腐やっこ（300円）だったかな。私は食べないと飲めない派なのでこういうヘルシーでそれなりにボリュームがあるメニューがあると助かります。本当の飲兵衛はほとんど食べずにひたすら飲めますから、私は本当はそれほど酒好きでないのかもしれません。
合計1300円と満足のいく内容でした。ごちそうさまでした。
この次に安里に移動して寿司せんべろのお店にも行ったのですが、こちらは残念ながら撮影禁止なので入口の暖簾を撮影するにとどめます。
