六本木ヒルズに位置するグランドハイアット。今回はスイートのカテゴリの部屋の宿泊だったため、クラブアクセスが附帯していた。
グランドハイアット東京のクラブフロアでは17:30~19:30のカクテルタイムにはアルコールと軽食、朝7:00からは朝食の提供をおこなっている。他の時間帯についてはクッキーなどと飲み物のみである。
チェックインはクラブフロアにて行うが、その際に飲み物などの注文も聞いてくれるので、喉を潤しながらゆっくりと手続きを行うことができる。ここでサッとシャンパンでも出してくれると言うことなしだが、さすがにそこまではない。
夕食のカクテルタイムは生野菜が豊富なのがうれしい。ペーストなどもヘルシーなものが多く、全般カロリー低めに楽しめる。種類は決して多くはないが、それぞれの質は低くはなく、お酒とともにつまる料理としては十分かと思う。アスパラも新鮮で美味しかった。
お酒はワインが数種類、ビール、リキュールなどが並んでいるが、シャンパンはルイ・ロデレールなのがうれしい。以前はパイパー・エドシックだった気がするが、最近ルイ・ロデレールはあちこちでみかけるので売り込みに力を入れているのかもしれない。
この日は土曜日だったのでラウンジは満員。窓際の良い席は早々に埋まっていた。ホテルのキャパに対してラウンジが狭すぎるような気がする。
ラウンジの内容は高級マンション風で、シンプルで飽きのこないデザイン。これは部屋も同様である。
朝食はパンがメインの、どちらかというとコンチネンタル風。卵料理が茹で卵だけなのはさみしい。スクランブルエッグぐらいは欲しいところ。その代わりパンの種類は充実していた。味も悪くない。
サービスは全般的に粗め。言われたら初めてするという感じで、親身に向こうからお世話をするという感じはない。おそらくは忙しすぎるのだと思うが、レベル的には高級ビジネスホテルの域を出ていない。言葉だけが丁寧なのが逆に違和感。
サービスにそれほど力点を置かなければ、居心地は良いので、このホテルを利用する意味はあり、使い方次第だろう。
そうそう、ここのホテルのNAGOMI SPAの温浴施設やジムは充実していてかなり気に入った。泊まる方はぜひ。