ディナーはもちろん「ひらまつ」運営のオーベルジュのレストランで。オーベルジュは万葉集の世界が広がる明日香村、そしてJR東海のCMにも登場する神社等の有名寺社がいくつもある桜井市を見下ろす高台にあります。
まずはテラス席でアペリティフをいただきます。
テラスからは古墳も見えます。
徐々に日が暮れていきます。
レストランは席の間隔もゆったりしており9室しかない宿泊施設とは思えない感じです。
テーブルもきれいにセッティングされています。
最初に「ガーデニング ~夏を待つ庭~」と称するアミューズが。植木鉢の観葉植物のような料理が並びます。
見た目重視というだけではなくて、それぞれ食べても美味しいものです。
この日は初夏のような気候。そこで、ワインはボトルでクレマン・ド・ブルゴーニュにしました。
次は野菜畑の牛蒡と人参。濃厚でいてすっきり、そして一気に体の内部が温まります。この時期冷たい飲み物ばかりになり体調を崩したりするのでちょうど良いですね。
日が暮れるとレストランの雰囲気も変わってきます。
バターはエシレです。
奈良県産野菜の田園仕立て。地元産野菜を少しずつ。見て食べて2度おいしいですね。
ところどころに鴨肉もあったりします。
サービスはそつがなくスムーズに進行します。さすがひらまつ、安定感がありますね。
甘鯛のポアレと竹林の中のリゾット。筍と木の芽。
出汁をその場でかけてもらいます。
メインは奈良県産ポークのフィレ肉とグリーンアスパラガス、フランス産モリーユ茸のソースとともに。
見た目の楽しさもある上で、やはり料理自体がしっかり美味しいと感じられるところが良かったですね。奈良の素材を活かすためにある意味作りすぎていないところも好印象でした。
食後にメニューには載っていないのですが・・・と地元産の三輪そうめんが。
その後にプレデセール。
最後は明日香ルビーのフレジェ。
最後の小菓子とコーヒーはレストラン横のラウンジに移って。小規模な宿でこのようなスペースがあるのは贅沢ですね。
小菓子は、ケースに入っていますので持ち帰れるようになっています。。焼菓子ですから風味は落ちるものの多少はもつでしょうし、明日のおやつにしましょう。
旅で宿に泊まると、お部屋は素晴らしいのに食事で残念な思いをすることが少なくないのですが、こちらはオーベルジュの名を冠しているだけあり食事も期待を裏切らないクオリティーでした。
他のひらまつのホテルにも宿泊してみたいですね。
ひらまつ オーベルジュ・ド・ぷれざんす桜井のディナー(奈良大和路 週末旅行2017 その8)
- 2017-06-04
- 2020-08-13
- ひらまつ ホテル&レストラン, 京都・大阪・神戸・奈良