ウィーンと言えばカフェ文化の街ですね。街にもザッハートルテで知られるカフェ・ザッハー、デメル、カフェ・モーツァルト等の多くの有名カフェがあります。そんな中で今回は中心部の中では下町エリアにある比較的地元客比率が高いといわれる「カフェ・ディグラス」に入ることにしました。
カフェ・ディグラスは1875年の創業とウィーンのカフェの中でもかなりの老舗です。淡いピンクの外観がかわいらしいですね。
内部は「どうだ!」と言わんばかりの豪華なカフェが多いウィーンにあって落ち着いた雰囲気です。カーブを描いた天井が良い感じです。
手前側の席はすべて満席でしたが奥のほうがかろうじて空席があり、そちらに通してもらいました。
メニュー。価格はそう高いわけではありません。
この日はカフェ利用ですが6ユーロちょっとで食べられる朝食や、ウィンナーシュニッツェル等の食事も美味しいそうです。
注文したのはお店オリジナルのケーキ2種とカフェ・メランジェ。「メランジェ」とはコーヒーにミルクとミルクの泡を加えたものです。いわゆるウインナーコーヒーは日本独特の呼び名で、現地でそれに近いものはglassに入っていて「アインシュペナー」と呼ばれますが、現地の人はあまり注文しないようです。
カフェはウィーン式で水の入ったコップにスプーンが置かれたものと一緒に提供されます。
ケーキはウィーンを訪れる観光客に人気のあるものよりは、他のこの店のスタンダードなものを注文したほうが美味しそうな気がしました。ケーキ名は忘れましたが今回注文したものはいずれもボリュームも味的にも満足のいくものでした。
ウィーンのカフェ・ディグラス【Café Diglas】でカフェ・メランジェを
- 2017-10-11
- 2019-04-17
- オーストリア・ウィーン