2017年秋のクロアチア旅行ではドバイからウィーンへもエミレーツ航空のA380ファーストクラスに搭乗しました。
成田からドバイまでのA380はTVモニターが大きい最新型の設備でしたが、こちらは旧型となります。とは言え大きな差はありません。サイドのドリンク入れなども同様です。
コントローラーもずんぐりとした形です。
座席は最前列の奥側1K。
ウィーン線には成田線にはないドン ペリニョンのロゼ、いわゆるピン・ドンがあります。せっかくなのでこちらをいただくことにしました。
温められたナッツとともにドン ペリニョン ロゼが注がれます。
離陸してほどなくテーブルがセッティングされます。
前菜は成田→ドバイ線と同様にキャビアにしました。2路線連続で食べるともうしばらくはいいかな・・・という気になります。もちろん美味しく完食しました。
パンは注文しなくとも自動的にサーブされます。
今回のヒットはこちらのマッシュルームのスープ。気のせいかもしれませんがエミレーツ航空もカタール航空もスープ類が美味しいものが多いです。そしてどちらも実は日本線のメニューが一番微妙な印象です。時間帯が微妙なのと、あとは和食に手間と費用をとられるからでしょうか。
メインはラムシャンクブレゼに。ナイフを入れると羊肉がほろほろとくずれやわらかく煮込まれていました。味は良かったですが日本人的には誰でも食べられる味ではないですね。私は満足しましたが。。
参考になるかどうかわかりませんがウィーン線のメニューを載せておきます。6時間の中距離線ですが内容は充実しています。
ワインリスト
食後にカプチーノを注文すると注文していなかったのですがデザートもついてきました。デザートは微妙でした(笑)。
後ろのビジネスクラスにはカウンターバーのコーナーがあります。こちらも少しだけ立ち寄ってみましたが、自席がやはり快適なので少し滞在してソフトドリンクを飲んだだけですぐに戻ってしまいました。今思えば簡単なカクテルなどを注文してみても良かったかもしれませんね。
ウィーン線は昼便のため各種アメニティが省略されているのは寂しかったですが、その分室内が消灯される時間も短く、設備やサービスを楽しめたと思います。
成田線のファーストクラスは半分くらいの搭乗率ですが、ウィーン線は中距離にもかかわらず満席でした。日本路線はファースト・ビジネスクラス利用のビジネス客をJALとANAががっちり押さえているので、なかなか外国のエアには厳しいですね。また成田と羽田空港の乗り入れ問題も含め、あまりに閉鎖的だとそのうち世界から見放されてしまいそうです。
また機会があれば乗ってみたいですね。