ANAクラウンプラザホテル稚内からタクシーで稚内フェリーターミナルへ。昔の記憶とは場所が違っている気がすると思って調べたらやはりそうでした。以前は北防波堤の前にあり宿泊したホテルのすぐそばだったのですが2008年に移転し駅からもホテルからも歩くには遠い距離に。フェリー自体も昔は東日本海フェリーという名前でした。
夏のシーズンには2等客室が大混雑になるので札幌からの夜行急行「利尻」が到着すると、みんな小走りでフェリー乗り場に向かっていたのをふと思い出しました。
さて、乗船です。船の名前はフィルイーズ宗谷。最初は普通に2等のチケットを買ったのですが、既に良い場所は先客で押さえられていてあまり寛げる雰囲気ではありませんでしたので、1等座席に変更をしました。空いていればまだいいのですが船のあのカーペット敷きの雑魚寝ってあまり好きじゃないんですよね。
1等座席は上階にあります。螺旋階段を上って客室へ。
ちょっとしたソファースペースもあります。
1等座席はリクライニングシートが並んでおり幅、シートピッチともにかなり余裕があります。料金は2等が2370円に対し1等ラウンジ(座席)は4630円と約2倍です。この日1等に乗船しているのはほぼ中国人でした。
座席横には電源もありスマートフォンの充電ができたのは有難かったです。
船から稚内の街がどんどん遠ざかっていきました。
短距離のフェリーですのでレストランはありませんが売店は営業しており、稚内牛乳アイスもありました。
船内は比較的きれいですが、それほど大きい船ではないので冬は結構揺れるでしょうね。
まだ肌寒いですしデッキに出ている人はあまり多くはいません。
利尻富士も進行方向左側に見えています。
約2時間の行程はゆったりしたシートでくつろいでいるとあっという間。今日はしっかり歩きますからトレッキングシューズに履き替えて下船準備です。
香深フェリーターミナルに到着。
案内所の隣のスペースには島内の食堂の紹介が。食事ができるところはかなり限られていてトレッキングコースを歩き出すとコースの終了まではほとんどお店はありません。
この日は岬めぐりトレッキングコース(旧 4時間コース)を歩きますが、そのためにはスコトン岬までバスに50分乗る必要があります。バスに乗るまでの間に付近を少し散歩します。
フェリーターミナルの前の風景。
近くの和菓子屋さん「うのず製菓」でおやつ用にあんドーナツを購入しました。
ではスコトン岬へ。トレッキングコースの様子は次回に。