今から2~3週間前の週末に那須から小旅行をしたいと思いネット検索をしていたのですが緊急事態宣言明けが既に見えていたタイミングだったので、どこも値上がり気味でありなかなかリーズナブルな宿が見つかりませんでした。
そんな中で週末に2人で1泊2食付き約25000円でおさまる範囲で見つかったのがこちらです。もともと会津東山温泉の老舗名旅館でしたが経営が変わり現在はオリックスホテルズ&リゾーツのグループホテルになっています。
クルマでホテルに到着するとずらりとスタッフが待ちかまえていてバブル期の豪華温泉旅館のような雰囲気で驚きましたが単にちょうどバスツアーの団体(食事利用?)が出発するところでお手振りをするためでした。最近は地方空港でも様々なイベント共に「お手振り」「お出迎え」に力を入れている空港がありましたね。
荷物を正面エントランスで降ろし、駐車場にクルマを停めてチェックイン手続き。大型団体客が出発するなかで私たち個人客へのこの一連の流れは予想外にスムーズでやはり昔から大人数をさばいてきただけのことはあります。
地方の二世帯・三世帯以上での大家族でのお客様や団体客にも対応できる大きなロビー。ある程度わかりやすい華やかさもこういった旅館には必要ですね。ロビー奥のソファが並んでいるエリアでは終日コーヒー等のソフトドリンクが飲めるようになっています。
最安プランだったためお部屋お任せだったのですがタワー館和室になったようです(階数は当然低めですが)。
安いプランなので裏寂しい古い部屋になるのではとビクビクしていたのですが、とても清潔そうでほっとしました。こちらの旅館にはベッドや和洋室などより広くて豪華なお部屋も多いのですが、個人的にはこれぐらいのレベルなら安いお部屋で十分です。
座椅子が少し高めになっているのは使いやすかったですね。
洗面カウンターはシンプルな造作ではあるものの清潔でダブルシンクのゆとりのあるもの。トイレも広くて快適です。ユニットバスはリモデルタイプで最近パネルを入れ替えているもののようでした。大浴場を利用したので室内のバスは使いませんでした。
茶器や冷蔵庫は仕切られたコーナーに置かれています。
クロゼットには浴衣と金庫が入っていました。
少し早めにチェックインができたので早速大浴場へ。アプローチも凝っていますね。湯上りに待ち合わせる場所もあります。
大浴場の中は他のゲストも居て撮影できないのでホテルのWEBサイトから一部お借りします。豪華で眺望も抜群でした。さすが会津の奥座敷と呼ばれる東山温泉の大規模旅館ですね。
夕食はレストランでビュッフェ形式です。種類も豊富で全パターンは食べきれませんでした。評価サイトの書き込みには以前のほうがもっと内容が豪華だったとあり、確かにコロナ以前はそうだったかもですがその分お値段も高めだったでしょうし、今回支払った価格に対する満足度としては十分なものでした。感染対策も行き届いていたと思います。
まずはこんな感じでとってみました。何の脈略もない取り合わせですね(笑)。
松茸(もちろん日本産ではないと思います)の土瓶蒸し。
他にはマスの親子丼やソースカツ丼もありました。
2回目。大内宿名物のねぎ蕎麦も。
ねぎをお箸がわりにするそうですが、面倒なので普通に食べました(笑)。たぶん昔の人もそんなことして食べていなかったような。
デザートも色々ありましたよ。
夕食から戻ってくるとお部屋に布団が敷かれていました。欲を言うと布団プラスマットレスだと有難いのですが。何も俵屋旅館のような豪華なものでなくて良いので。
朝食も同じビュッフェレストランで。ビュッフェカウンターが混雑気味だったのでとった料理だけ写真に残しています。
カレーと喜多方ラーメンで〆ました。
微妙なクラブラウンジアクセスのホテルよりも意外とこういう旅館を狙ったほうが同じくらいの価格での満足度が高い気がしましたね。今後も先入観にとらわれず柔軟に様々なタイプの宿や予約スタイルを利用していきたいと思います。
帰りは最近できた会津若松カインズ内のスタバに寄ってカフェミストと、セブンの会津限定のパンを購入してドライブのお供にしました。