コンキリエから厚岸市街に向かう途中にあったイオン。イオンといってもモールではなく食品スーパーに加えて衣類や100円ショップ、ゲーセンがあるぐらいでレストランコーナーもないですが町の規模を考えると立派なスーパーに見えます。
さすがにお魚コーナーは都会のそれとは違って安いし新鮮そうでした。目も黒々としていました。
ホテルのあるエリアは来ましたがチェックイン時間にはまだちょっと早いので近くの漁協直営店に入ってみます。駐車場には道内ナンバーのクルマが多くとまっており人気の施設のようです。
大きく加工品や冷凍・冷蔵品のコーナーと鮮魚・鮮貝のコーナーに
分かれます。
この地域でこの時期ですから当然花咲ガニが多く並んでいました。昔よりは高くなりましたがズワイガニや毛蟹よりは安価に楽しめます。
牡蠣も販売しています。
店内には買ったカニや牡蠣をその場で楽しめるイートインコーナーが作られており道民のファミリーで賑わっていました。但し牡蠣はここでは生で食べることは禁止されておりイートインに設置のレンジで温めて食べる形になっています。
さてホテルにチェックインです。ホテルと言うよりは民宿をちょっと洋風にした感じです。
何故わざわざこのような宿に宿泊することにしたかというと、夕食をとる場所がここから橋を渡ってかろうじて徒歩圏にあるからというのが理由です。そのお店で夕食をとって数台しかなく20時までしか営業しないタクシーを使って厚岸駅に行けばその日のうちに釧路まで行けるのですが、夕食の後も厚岸の街にとどまって余韻を楽しみたくこちらにしました。
ロビーは一応ビジネスホテルっぽい感じになっています。
ここにも厚岸ウイスキーのディスプレイが。もちろん宿のレストランでも楽しめます。
お部屋。最低限の設備でエアコンもありません。もっとも昼はともかく夜は気温が下がるので寝苦しいということは年に数日しかないと思います。
アウトバスなので部屋の中にはトイレと手洗いしかありません。
窓からの景色。道内のグループ客やファミリー客、ライダー、何故か中国人の団体等でした。
ホテルの規模の割には大きめの大浴場があります。日帰り外来も可能で数組のゲストが利用していました。
かなり激しく循環されておりお湯も意外と新鮮で悪くなかったです。温泉ではないですが。
朝食。最初食べる気はなかったのですがGoogle Mapの写真を見ると比較的しっかりした内容に見えたのでチェックイン時に追加でお願いしました。
実際のところ正解でサンマの焼き魚も美味しかったし、塩辛もおそらく出来合いではない手作りのもので味も良かったですね。派手な内容ではありませんが満足しました。昔よく出張で利用した八戸の古めのビジネスホテルに泊まってもよくこんな感じの朝食が出てくるのでちょっと懐かしかったりもしました。
たまにはこういうローカルなビジネスホテルに泊まるのも旅をしている感じがあっていいものだなあと思いました。