お世話になったゲストハウスを出て徒歩0分で稚内駅へ。ゲストハウスの外壁は一部が向かいの稚内駅の壁面を使っていました。
今の稚内駅。駅を貫いている線路の演出がニクいですね。
稚内には最北端を強調するものがたくさんあります。
乗車するのは特急サロベツの旭川行き。6:36分発のこの列車を逃すと次は約4時間後の普通電車名寄行きですから寝過ごしは許されないですね。
2日前に乗ってきたものとは先頭部分の色が違います。
南稚内を出発するとまもなく海沿いの荒涼とした風景の中を走ります。天気が良ければ利尻富士も見えます。はじめて稚内を訪れたのは今は無き札幌からの夜行急行「利尻」に乗車してと記憶していますが、そのB寝台車から見た利尻富士の景色は今も心に残っています。
海から離れてしばらく牧草地帯を走ると、車窓は天塩川沿いの風景に変わります。
途中駅の音威子府は難読地名として有名ですが、もうひとつ音威子府そばも有名です。昔は駅のホームにそばのスタンドがあり、停車時間の間に食べたのを思い出します。駅から消えた後も最近までは近くのドライブインで提供されていたらしいのですが、そばの提供ができなくなり(理由も聞いたのですが忘れました・・・)音威子府そば自体が消滅しそうです。東京の四谷に音威子府そばを提供している居酒屋があったと思うのですが、そちらはどうなるのでしょうね。
さて、色々と思いをめぐらせた4時間の旅を終えて旭川に到着です。私の中の昔の想像よりも大きくきれいな駅に生まれ変わっています。
旭川駅はイオンモールと直結しています。意外と珍しいのではないでしょうか。
唯一昔の名残は20年以上前には全国の駅に置かれていた「私の旅スタンプ台」が旭川駅には生き残っていたことでしょうか。
あともうひとつ驚いたのが繁華街は駅の北側なのですが、南側にはいきなり大きな公園に隣接していたことです。
駅前が公園というか公園の中に駅がある感じです。
こちら2015年頃に整備された「あさひかわ北彩都ガーデン」というそうです。
せっかくのなので散歩してみましょう。
この日は快晴で、また花の時期としてもベストに近いタイミングだったようで、北海道にいくつかある大規模なガーデンに来たようでした。
親水公園にもなっていて水辺の植物も植えられています。
しばらく歩いてくとスターバックスコーヒーが見えてきました。あの世界一美しいスタバとして有名な富山のスターバックスとも似ていますね。親水公園的な立地にあることも共通しています。
なんと美しい風景のスタバでしょう。
何よりも風景がごちそうになるスタバでした。
次回は旭川から網走に移動します。