保養所となっているコンドミニアムに荷物を置いてまずは向かった先はダウンタウンの一角にある「セニア(Senia)」のランチです。セニアは二人の有名シェフによって運営されています。一人は元会員制高級クラブ「Vintage Cave」の初代エグゼクティブシェフであったクリス・カジオカ氏、複数のミシュランレストランでシェフをしていたことがある アンソニー・ラッシュ氏 です。二人はNYのミシュラン3つ星レストラン「パーセ」で一緒だったそうです。
本当はオープンキッチンのカウンターで料理を作るのを見ながら楽しめる夜のテイスティングメニューを食べたかったのですが残念ながら満席でした。
店内は外観から想像するよりもゆったりとしており居心地が良い空間です。
この日は前菜、メイン、デザートからなるランチコース38ドルを注文。意外とリーズナブルな価格設定です。カジオカ氏が得意とされる生パスタを使ったパスタ料理にも惹かれましたが、メインはテイスティングメニューにも登場するシグネチャーメニューであるキャベツ料理にしました。
まずはハワイの缶ビールで乾杯。こういうカジュアルさはそれはそれでいいですね。
前菜はポキを使った料理です。こちらかなり和な雰囲気のある料理でした。
メインは塩昆布も使ったキャベツのグリルです。キャベツの旨みが塩昆布で増殖されて、しかも味わいには奥行きがあります。ビジュアル的にも興味を引く料理ですよね。もっといろんな料理を食べたかったなあ。
妻はホタテの料理を注文しました。こちらも美しい料理ですね。
デザートはバター餅キャロットケーキを。これがしっとりもちもちのキャロットケーキで見た目よりも食べてより美味しいという感じです。
妻はカヌレを。
食後には別注文でコナコーヒーを。
ハワイでこういう方向性の料理が食べられると思わなかったので良い意味で裏切られました。しかも意外な組み合わせもありながらも料理としてまっとうに美味しい。ハワイに来たらまた訪れたいレストランです。