以前からよく通りかかる場所に気になる建物があり、道路の反対側から見ることが多かったので何のお店はわからず酒屋さんか何かかなあと漠然と思っていました。ある日思い立って建物の近くに行ってみるとどうやら飲食店のようです。
その時は飲食店とわかったことと店名がわかったことでいったんは満足したのですが、やはりちょっと気になるのとネットで複数の方向からお店の名前を知るに至りやはり行ってみようと。やはり佇まいが気になった時点で行く運命にあったのでしょう。
そんなわけでリモートワークで札幌に滞在していた妻と2人お店へ。なかなかに入りづらい雰囲気ではありますが予約をして相場感もわかっていますので躊躇なく中へ。築100年を超える一軒家です。
この日は訪問時点では他にゲストがいなかったのでカウンターとテーブルどちらでも好きなほうを選んでくださいということでテーブルのほうへ。
まずはグラスでシャンパーニュを。提供はまさに理想の温度でこの銘柄のシャンパーニュこんな美味しかったかなと。
シャンパーニュに合わせて最初に桃を。
続いてはこのような組み合わせで。
奥の蕎麦はニシンと合わせてノリで巻いて食べる感じです。
このワタリガニが美味しかったですね。
2杯目は白ウィンを。
いずれも唸らせるものばかり。
ウニもそろそろ終わりですね。
最初コースのメニューを見た時にちょっと少なめなのかなと思ったのですが全然そんなことはありません。若い人なら別ですが私たちにはちょうど良いボリュームでした。
そして赤ワインに。
肉料理は選択ができます。私は滝川産の鴨を、妻は白老牛にしました。
デザートも全く手抜きがないというか完成度の高いものでした。おそらくは使っていたお茶にもこだわっているのでしょう。
人を選ぶお店だと思うのですが、私たちにとっては料理も空間も店主との会話もすべてが楽しい時間でした。かなり前から存在を認知していたのにもっと早くいけばよかったなあ。今度はバー的な使い方もしてみたいですね。