チェックインして部屋へ。富士屋ホテルのイメージ通りの部屋。
部屋のベッドとリビングのスペースは完全にセパレートになっているわけではなく、引き戸で仕切られる感じ。また、インテリア自体は和を強く意識したものだが、何故か日本のホテルと言うよりは外国のホテルのよう。外国人向けのホテルだったわけだから当たり前かもしれないが何だか面白い。
随所に見られる意匠、そして家具、アメニティー等も富士屋ホテルらしさを演出するための重要なアイテムになっている。ちなみに床のカーペットもバスローブも部屋名の「桜」にちなんだものだ。
リビングのスペースよりベッドスペースがはるかに広いのは不思議。あくまでもメインはベッドのあるスペースのほうで、リビングスペースは旅館の広縁コーナーみたいなイメージなのかもしれない。
ウォークインクロゼットも長期滞在にも対応できる広さ。この部屋なら長期滞在も苦にならなかっただろう。窓が各方向にあるので気候の良い時期も気持ち良さそう。
最初その古さゆえ、居心地が悪いのではと心配していたのだが、杞憂だったようだ。
日が暮れるとまた部屋の雰囲気も変わってくる。