休暇村南伊豆に宿泊しました。休暇村の中でも予約がとりづらい宿ですが、今年は新型コロナの影響もあり夏休みの8月の時期以外は週末でも予約がとりやすくなっていますね。
こちらは平日の和室だと2食付き1人あたりで13000円前後から宿泊できますが、今回は新しい棟の洋室(和洋室と料金は同じ)に宿泊し7月10日までの「静岡プレミアム」という高級な食材が夕食についたプランにしてみました。2食付きで週末とはいえ1人2万超は休暇村で過去最高額です。
休暇村南伊豆は大学生の時に所属していた旅行サークルのメンバーと宿泊したのが最初ですからもう数えられないぐらい昔の話です。それより更に昔は国民宿舎や国民休暇村は往復はがきで抽選だった気がしますがさすがに私が大学生の頃にはもう普通に予約できたはずです。当時も刺身がたくさん出て満足だった記憶があります。
昔と言えば先日、大学のゼミ生で集まる機会があり、ゼミでスキーに行ってこんなことあったよねとか色々昔話をしたのですが男性は結構当時のことを細かく覚えているのですが女性はすっかりすべて忘れている人が多かったですね。やはり男性のほうが過去に生きる動物なのかなと理解した次第です。
休暇村へは下田駅からバスで向かいました。バスに乗っているのはほぼ休暇村に宿泊予定の人のみでしたね。到着後建物に入ると昔のイメージはほぼ無くなっていました。今は和室がある棟になっている旧館の外観に面影を感じるのみです。
お部屋は休暇村南伊豆で3室しかない洋室を選択しました。和室は昔ながらの建物のためリニューアルしているとはいえ古さは隠せず、こちらで宿泊する場合は多少高くなりますが和洋室や洋室を選択されることをおすすめします。
洋室は43平米ほどあり公共の宿としては十分すぎるほどの広さです。豪華さはありませんがすっきりとまとまったデザインは悪くありません。休暇村はある時期から全国の建物でリニューアルを進めていますが、南伊豆は早い段階で手を入れたため今となっては逆に少し古く見えてしまいます。最近リニューアルされた休暇村には結構豪華な設備のところもあります。今なら安曇野が一押しですが当分の間ほとんど満室です。
窓からは松林の向こうに海も見えます。
洋室はユニバーサルルーム仕様となっているためバリアフリーであり、水回りはすべて車椅子での利用も前提としたデザインになっています。洗面台も籠や椅子を移動させれば車椅子で利用できますね。
トイレも引戸で広いです。
浴室は洗い場付きの大きなサイズですが、こちらの休暇村は温泉の大浴場がありますので利用しませんでした。普通の住宅のお風呂みたいですね。バスタブが一度座ってから入れるような構造になっています。
クロゼットにはサイズ別の浴衣やタオル類がセットされています。ミニ物干しハンガーがはいっているのは面白いですね。
オーダーにより様々な備品を利用することができます。
休暇村はたいていどこでも星空観察等のイベントや朝食のテイクアウト等、様々な工夫をしていたりします。togoコーヒーも。
冷蔵庫の中には何も入っていませんが、デスクにあるポットには冷水がはいっていました。
ホテルからは徒歩1分で弓ヶ浜に行けます。既に海に入っている人もいましたね。その名の通り弓を描いているような形の美しい砂浜です。チェックインしてしばらく経つと曇ってきてしまったのが残念でしたが。
休暇村には大小のプール、シャワー室なども用意されていますから海とプールどちらも利用でき家族連れにはとても良いですね。
夕食前に大浴場へ。浴室内は他のゲストもいて写真はとれないため休暇村のサイトの写真を拝借します。
湯上りラウンジのような場所もあり、冷たいお茶も用意されていました。
長期滞在も想定して洗濯乾燥機もあります。
夕食はレストランでとります。今回の静岡プレミアム&プレミアムビュッフェのページを見ると以下のように書いてありました。
静岡プレミアム+プレミアムビュッフェ
厳選した静岡産の高級食材「うなぎ・あわび・黒毛和牛」をセットにした特別料理「静岡プレミアム」をご賞味ください。薬味もとことん静岡産にこだわり、天城の本わさび・天然塩をご用意します。
プレミアムビュッフェフェア期間限定です。
静岡プレミアム | ・先付け あわびの肝の生姜焼き、牛肉のマリネ、うざく ・伊豆産あわびの造り ・静岡産うなぎの白焼き ・特選和牛静岡そだちの鉄板焼き ※天城産本わさび・西伊豆の井田塩でお召し上がりください。 |
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プレミアムビュッフェ | 初夏のプレミアムビュッフェでは「金目鯛煮付け、赤海老の塩焼き、伊勢海老頭みそ汁」が新登場。朝食では、天城の本わさびで召し上がる鯛茶漬けもご用意します。 |
お値段もですが、休暇村とは思えない豪華な内容ですね。
最初に静岡プレミアムからご紹介していきましょう。
伊豆産のアワビの造り。本当は蒸したものとか火が入っているほうがより好きなんですけどね。
静岡産ウナギの白焼き。一番美味しいと感じたのがこちらですかね。仕上がりもよく満足でした。
和牛も厚みも大きさも十分でした。
先付は、あわびの肝の生姜焼き、牛肉のマリネ、うざくです。
牛肉は伊豆の山葵をおろしてつけて食べるのが美味しかったですね。
ビュッフェは訪れた時期はプレミアムビュッフェ期間でしたが、こちらの料理は普段から充実しています。
アジのタタキは船盛り風に1匹で。
赤海老もあふれんばかりに積み上げられています。
お刺身の種類も豊富です。
マグロのカマ焼き。
静岡おでん。
食べきれないので全部はとっていないですが種類も豊富です。
ローストビーフ。
サザエのつぼ焼きや赤海老の塩焼き。
金目鯛の炊き込みご飯。
まずお刺身を中心にこんな感じでとってみました。
他のおかずもとってビールを飲みながら。
2皿目はこんな感じに。海老の天麩羅も海老自体が美味しいからなのか良かったですね。
こちらは金目鯛の煮付け。
本当はもっと食べたかったのですが制覇できないままギブアップです。スイカもケチケチしておらず大きく切られていました。
ちなみに入室時はアルコール消毒、テーブルの間にはパーティション、料理を取りに行く時には使い捨て手袋とマスク着用と感染対策はしっかりなされており、おおむねゲストも守っていました。
早めに夕食をとったので部屋に戻ってもまだ完全には暗くなっていませんでした。
翌朝はひかえめに。ご飯は鯛茶漬けがありました。夕食と同様かなり種類はあったのですが取るおかずは絞りました。ビュッフェの写真をとっておけば良かったです。
様々な種類の刺身を「漬け」にした漬け丼も。これお替りしたいぐらい美味しかったです。
ちなみに何故かプレミアムプランにはクリネックスティシュー 至高「極」がおみやげについてくるのですが(静岡県富士市に工場があるから?)、このティシュー何とひと箱1000円もするのです。それなら1000円安くしてほしいと平凡なリーマンである私は思ったのですが、家で使ってみるとあまりの肌心地の良さにこれはヤバいと感じました。
ちょっと休暇村にしては使いすぎたので次は普通のプランでもいいかな。ビュッフェの内容が良いのでそれでも十分満足できる気がします。