ランチに続いてディナーにも訪れてみた。1050円のランチもお得度満点だったが、ディナーではどんな料理で楽しませてくれるのだろうか。

夜のコルソ デイ 8 ピアッティ(8品コース料理)はコベルトと税を含んで5750円。これにグラスワイン5杯で2500円のセットをつけた。グラスワインは1杯あたりの量を通常より少なめに調整しているそうだが、それでも十分な量があった。

アミューズはパプリカとパンプキンの冷製ポタージュ。小さなシューがとなりに添えてある。

自家製のパン。しっかりした味わいだが、小ぶりで食べやすい。

前菜は秋刀魚のマリネ。盛り付けがとてもきれいで気分も高まる。



お店のスペシャリテ。フォアグラのフラン。

一皿めのパスタはホロホロ鳥のトロフィエ。パスタと具のバランスが良く、両者がよく馴染んでいる。

メインは鴨のロースト。断面もきれいな色で、火の通り具合もちょうど良い。

メインの後にパスタをもう一皿。トマトソースのパスタは20グラムぐらいからお好みの量で。今回は50グラムにしてもらった。

フレッシュハーブティー。最近出すところが減ったような、もしくは出したとしてもフレッシュではなかったりするので迷わずこれにした。いつもはエスプレッソが多いのだけど。。

デザートは数種類の中から選べるが、この日はあっさりとマチェドニアをチョイス。


料理の詳細は写真を見ていただくとして、全体的なところで言うと、どれかの皿が突出してエッジがたっている、という感じではないのだが、すべての皿が見た目にも味もレベルが高く、最後までハテナがつくことなく楽しめる印象。5000円台でこのようなディナーが食べられるのはうれしい。
サービスもベタベタするでもなく放置されるでもない、ほど良い距離感。ランチのレビューでも言ったが、麻布あたりで食べているようなスマートなもてなしだ。ワイン等もあまり長々と説明はしないが、こちらから聞けば詳しく教えてくれる。
お店を出て後で振り返った時に、良い時間を過ごせたなあと思えるレストランだ。
ピアッティ カステリーナ (イタリアン / 神楽坂駅、江戸川橋駅、牛込神楽坂駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0