それではファタヒラ広場にある有名なカフェ・バタビアへ。
この歴史的建造物はオランダ統治時代の1850年に完成し、オランダ東インド会社のオフィスとして利用されていたそうですが、1991年にオーナーがオーストラリア人になり、1993年以降はカフェとして利用されているようです。
東南アジアには白人系がオーナーのこういう感じのおしゃれカフェって多いですよね。ただ、ぱっと見だけのところも多いですがこちらはかなり内装はつくりこまれていて素晴らしい空間となっています。
2階建の店内、1階はこんな感じ。
生演奏もはいるのでしょうか。ステージもあります。
2階に上がったところ。階段の踊り場から2階に続く壁面は圧巻です。
階段を上がったところにはバーコーナーがあり、その奥はまたカフェ・レストランの席になっています。
まだ空いている時間帯だったこともあり窓際の席に通してもらいました。その後席が埋まってきたのですが、欧米人は窓際にこだわりますね、従業員に言っても窓際の席がかなわないとわかると帰ってしまう人も複数いました。まあ通常のジャカルタのお店よりはずっと高いわけですからね。
メニューをもらいます。最初はまだ早めの時間帯だったためここでお茶だけしてあらためてホテルに戻る途中でランチにしようと思ったのですが、何だか面倒になり食べていくことにしました。というのも比較的インドネシア料理が美味しそうで、かつメニューにある西洋料理よりもリーズナブルだったからです。
カフェの窓からの景色です。正面左側に見えるのは以前はバタビア市庁舎として利用されていた歴史博物館です。
注文したのはナシゴレン カフェバタビア風。あらためて写真でみると割とそっけない盛り付けですが味は良かったですよ。インドネシア料理って脂っこ過ぎるように感じることがあるのですが、ここのはそんなこともありませんでした。
ドリンクはアイスティーを。あまりにも喉が渇いていたので一気に飲み干してしまいました。カクテルやビールなどももちろんありますがナシゴレンと同じくらいの値段がするのでやめておきました(笑)。
面倒なので帰りはタクシーと思ったのですが、カフェでクールダウンできたこともあり結局またトランスジャカルタを利用しました。