SOMTUM DERはタイ・バンコクのサラディーンにあるタイ料理店で、ベトナムやNY(ミシュラン一つ星)、北京に進出し、今回東京で5ヶ国目となりました。人によってはトンローのスパンニガー・イーティング・ルームもしくはセントラルワールド隣のグルーブにあるE.A.T(Eat All Thai)の系列店といったほうがわかりやすいかもしれませんね。
東京店は9月13日にオープンしたばかりですが、タイ料理やバンコクフリークが訪れ早くも人気店になりつつあります。
イサーン料理とはタイ東北部の料理のことで「イサーン」はサンスクリット語で「Ishan」(東北部)を意味する単語が語源となっているそうです。ソムタムダーの「ソムタム」は青いパパイヤを使ったサラダのこと、「ダー」は「美味しいね」「楽しいね」の「~ね」にあたる語ということ。以上すべて公式ホームページの受け売りです。
店内はカジュアルながらもしゃれた雰囲気。アジアンカフェのような感じです。
まずはシンハー生を注文しながらメニューを見てみます。
メニューはイサーン料理もありますが、それに限定されてはいません。ソムタムは豚トロのグリル入りスパイシーパパイヤサラダの「タム コームーヤーン」を、揚げ物は「サポークガイ トートダー(ダー特製フライドチキン)」、そしてご飯ものには「カオパット ゲーンキアオワーン ガイ(鶏肉入りグリーンカレーチャーハン)」をそれぞれ注文しました。
本当はバンコクのスパンニガーでのタイ中部名物料理「ガラムプリー トート ナンプラー(キャベツのナンプラー炒め)」を食べたかったのですが、残念ながら売り切れでした。バンコクで食べて美味しかったのでこちらでも食べたかったのですが。あとはこの日は食べなかったのですがイサーン料理である「スップノーマイ(たけのこのイサーン風スパイシーサラダ)」等も興味があります。
最初は「タム コームーヤーン」を。店名にソムタムの名があるだけあってさすがの美味しさですね。ライムがちょっと違ったりパラーも少しアレンジされている感じはありますが、全体のバランスとしてとてもうまく仕上がっているソムタムだと思います。
「サポークガイ トートダー(ダー特製フライドチキン)」は揚げた部分がクリスピーで中はしっとり、かつしっかりと味がついておりビールがどんどん進みますね。
最後はグリーンカレーチャーハン。美味しくないところで食べるとべったりしていることが多いこのメニューですがパラっとしつつもしっとり、グリーンカレーの混ざり具合もバランスもよく、とてもよい仕上がりでした。
代々木のタイ・イサーン料理「SOMTUM DER 東京(ソムタム・ダー)」
- 2017-10-15
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