新大久保のハチノスは韓国料理店「くるむ」の姉妹店で蜂の巣上に細かく切れ目を入れたサムギョプサルが人気のお店です。
今回はこのお店のもうひとつの人気メニューである「チーズタッカルビ」を食しに行きました。
ランチ時間帯はミニビュッフェ的なものもついて1000円台のメニューもあるのでさらに年齢層は若くなりそうです。
大久保の街はかなり久しぶりに来ました。日韓関係の悪化で一時期ゴーストタウンにようになっていましたが最近はまた復活したのか混雑していました。結構根強いんですねえ韓流人気は。新宿区って住んでいるとわかるのですが区内のエリア間移動がかなり面倒で大久保も神楽坂から行きづらいので美味しいお店目当て以外では個人的にはまず来ない場所ですし、人気の変化に驚きました。新宿区はこれだけ域内移動が不便なのに文京区や港区のように区営循環バスもないですし。
ハチノスハは蜂の巣サムギョプサルを、同じビルの上階にある「くるむ」は野菜を前面に出していて打ち出し方がうまいですね。
さて店内です。どちらかというと若者向けの雰囲気でそういえば以前にソウルや釜山もこういう感じのお店が地元の若者でにぎわっていたのを思い出しました(その時はまだチーズタッカルビはメジャーでなかったですが)。
お酒は人気メニューのモヒートにしました。数種類あるのですがスタンダードなもので。少し甘めの味付けでバーで飲む本格的なものとは方向性が違いますが味自体は美味しかったですよ。このお店で他に人気なのはマッコリの飲み放題です。1280円で様々なマッコリが楽しめ、マッコリサングリアなどもできたりします。
お水もデトックスウォーターが用意されています。
注文はチーズタッカルビと、チャプチェ、そして豚の肩ロースの焼肉を。チーズダッカルビは最近テレビ等のメディアでもよく紹介されていて少しブームにもなっている料理です。そのせいか客層は韓流ファンの中高年層は少なく、20代のグループや大学生くらいの若いカップルが多かったですね。
注文するとまずはこんなたっぷりの野菜が運ばれてきます。これはうれしいですね。しかもおかわりも自由ですが、これだけあるとおかわりは不要なほどです。ビジュアル的にも映えますね。
チャプチェは味のバランスも良くて、こちらが人気メニュー偏重ではなくて基本の韓国料理がしっかり美味しいお店であることがわかりました。
焼肉はすべて焼いてくれますのでハサミで切るのも含めおまかせで、こちらは葉っぱにくるんで食べるだけです。見た目よりもあっさりした仕上がりであっという間に平らげてしまいました。
いったんプレートが片付けられて、ようやくお目当てのチーズタッカルビがやってきました。チーズ大好きな私としてはこれを見た時点で心が躍りました。
火を通してしばらく経つとチーズを混ぜ合わせるようにしてチーズ全体の火を通し、やがてトロトロ状態になりました。これでできあがりということで食べようとしたところ、まだだとのこと。
何かと思えば表面が温まりトロトロになったラクレットチーズの塊を持ってきてさらに料理の上にかけてくれました。いいですねえ、ちょっと食べきれるかと心配になるほどのチーズの海が完成です。
1か月分ぐらいのチーズを食べたようなひとときでした。たださすがに最後のほうは飽きてきましたが(笑)。もう少し肉の割合が多く、また飽きないようにトッポギや芋以外にも食材がはいるとさらに良いかもという気はしましたね。
チーズタッカルビを新大久保の人気韓国料理店ハチノスbyくるむにて
- 2017-12-10
- 早稲田・大久保・その他新宿