ANAの国際線プレミアムクラスでは以前はお弁当スタイルのコールドミールが中心でしたが、JAL国内線ファーストクラスへ対抗する理由もあり、最近は一部路線に限って温かい食事が出るようになりました。
千歳からの帰り、プレミアムクラスに空席がありましたので差額を払ってアップグレードし搭乗しました。差額は9000円、JAL国内線ファーストクラスと同額ですが春以降には同路線で15000円に値上げの見込みです。そのくらいの価格になると本当はANA SUITE LOUNGEへの入室も可能にしてほしいところですね。
座席は777型だと2-3-2の配置です。隣と後ろにはホストのような格好のリーマンが座りましたが一言も話さなかったので何の職業かはわかりませんでした。
千歳発の便ということでメインは温かい食事が提供となります。この時は銀座のミシュラン2017東京で一ツ星を獲得している和食店「馳走 卒啄」とのコラボメニューです。
見た目は比較的地味ですが、機内のような環境で食べても美味しいと思えるような手堅い内容で、むしろ好感を持ちました。このレベルであればJALの国内線ファーストとまったく遜色がないどころか最近のメニューで比較すると上回っている気もします。
唯一残念なのは泡は一時期シャンパーニュだった気もするのですが、またスパークリングワインに戻っており、しかもかなり安価な銘柄なのはシャンパーニュ好きとしては少し寂しいです。
食後に紅茶をいただきましたが、こちらも陶器ではなく紙コップ。茶菓についても想像とはちょっと違いました。
一方でサービスについてはとても気の利くCAさんで、声をかけてもらいつつも、適度に距離を保ってくれるので気持ちの良い時間を過ごすことができました。
いくつか改善してほしい点もあるものの、また空いていることがあれば利用したいですね。
ANAプレミアムクラス 銀座「馳走 卒啄」の機内食 千歳>羽田
- 2018-02-06
- ビジネスクラス(機内食 搭乗記 空港ラウンジ)