東京エディション虎ノ門 ホテル宿泊記2 デラックスタワービューキングの部屋

お昼を過ぎたあたりからアフタヌーンティーをいただいて、そろそろチェックイン時間が近づいてきたのでフロントに向かうと行列が。予想されたことなので大人しく並ぶとコンシェルジュデスクのような場所に居たちょっとベテランっぽい女性スタッフが結構余裕のない雰囲気で近づいてきて、順番にお呼びしますのでソファの方でお待ちくださいとのこと。そう言われて並び続けるわけにもいかないので、でも経験上こういうシチュエーションだとおそらく忘れ去られるんだろうなあと思いながら座っているとやはり見事に忘れ去られて、列がなくなっていました。

あらためて列が消えたフロントに行って、さっき別の方にソファで待っているように言われて40分以上経つのですが手続きお願いできますか・・・と申し出ると大変恐縮して手続きしてくださいました。週末にかかる日程で一番混む時間帯にチェックイン手続きをしたのでこれぐらいは想定の範囲内です。

ほとんどマリオットグループにお金を落としていないなんちゃってプラチナ会員にすぎないので宿泊実績も少ないし、かつOTA経由の超格安プランだしこれだけ混み合っているとアップグレード無しだろうなと思ったのですがチェックアウト時間の延長を申し出なかったのも功を奏してか(翌日予定があったため)、かろうじてタワービューの部屋にしていただいたのは感謝です。

ちなみに今回は一休.COMから「EDITIONエスケープ」というパッケージで予約しました。本来は税・サービス料込で46,234円のところ期間限定セールによりポイント即時利用で30,988円でした。

更に今回の限定プランの特典として

  • ロビーバーにてアフタヌーンティーの提供(通常8200円×2)
  • 館内で利用できる8000円分のホテルクレジット
  • The Blue Roomでの朝食(通常6300円×2)
  • EDITION限定ブラックティーの香り Le Laboアロマキャンドル

更に一休ダイアモンドの特典として

  • 1滞在につき3000円分のホテルクレジット
  • ウェルカムアメニティー
  • バレーパーキング料金(1宿泊1台1泊限り)
  • Le Labo名前入りアメニティー(何故か名前入り 笑)
  • スパトリートメント15分延長

あとマリオットプラチナの特典も適用になりますので空室の状況に応じてアップグレードやレイトチェックアウトも可能なプランとなっています(マリオットは上級会員が多すぎるので個人的にはOTA経由の予約はホテルプログラム対象外にしたほうが良い気がします)。

価格の割に特典が多すぎ、いくら何でもやり過ぎな気がします。まあ有難いですけど。

前置きが長くなってしまいました、それではお部屋の紹介に移りましょう。お部屋に至る廊下はシンプルな造り。

室内に入ってもその印象は変わらず。素っ気ないほどのシンプルなデザインです。

ただちょっとフォローするなら木をはじめとした素材の質感が肌に伝わってくるというか、そういう意味での心地よさはあったりします。最初からわかりやすい豪華さは目指していないのでしょう。

なので時間が経つうちに落ち着くというか居心地の良さは感じるようになりました。

カウンターでPCを広げた時も悪くない感触で作業が進みました。

東京タワービューって正直そんなに嬉しくも思っていなかったのですが、このホテルから見るタワーの大きさってちょうど良くて、また昔より何故か東京タワーへの愛着は少し増えたような気もしてやはりこの部屋の方向で良かったなと。10年くらい前は東京タワーになんて全く興味なかったのですが。

滞在中に天気がよく変化したこともあっていろんな表情のタワーが見れました。

部屋からはこんな感じの大きさで見えます。

さすがにもう東京タワーはいいと思うので他の説明に移ります。

無駄な装飾を削ぎ落とした感じのクロゼットやミニバー周り。ちょっと「ZEN」な感じでしょうか。

お水は最近よくある環境を意識した紙パック入り。

でもやはりこのあたりの食器類やミニバー、アメニティー等の納まりの洗練さではやはりハイアットのほうが上だと思います。

ミニバーの冷蔵庫は吊戸部分に収納されていて、中身は結構びっしりと入っています。シャンパーニュはクリュグとはやってくれます。

水回りについても同様に余計な装飾は一切ありません。

カウンターもシンクと一体成型の無機質なデザイン。本来なら洗練されているのかもですけど、最近の一般住宅はこのようなデザインの一体型カウンターが主流で「洗面ボウルがなく掃除がラクでシンプルな暮らしにぴったり!」みたいな感じなのでホテルライクというよりは逆に生活感が出てしまい演出としては失敗な気がします。

同じことは浴室にも言えます。こちらはシンプルが過ぎている印象でこれではコストダウンした新築住宅のようです。一方でバスタブのみ洋式で浅いので肩までつかることができません。

バスローブも普通にクロゼットに入っている感じです。

アメニティー類は白い箱に入っています。ヘアブラシは個人的に好きな木の柄のタイプでした。

ウェルカムアメニティーって届いていない気がするのですがと伝えると忘れた頃にこちらが届きました。これだったらあまり要らなかったかも・・。ちなみに最初に預けたコートも荷物と一緒には届いておらず電話で催促をしてしばらく経ってからようやく届きました。あとレストラン割引の請求違い等、他にもいくつか。

文章にするとちょっと辛口に聞こえたかもですが、とても高級ホテルとは言えないような価格で宿泊させてもらって、かつ実際の居心地はとても良かったのですから感謝こそすれクレームをつけるほどではありません。

次回はバーやルームサービスについてご紹介します。