東京エディション虎ノ門 ホテル宿泊記3 ロビーバーのオリジナルカクテルとルームサービス

東京エディション虎ノ門の宿泊記、今回はロビーバーでのカクテルと、夕軽食のルームサービスについてです。こちらのホテル、お部屋はかなりあっさりとした印象で、ともすればいろんな意味で物足りなく感じてしまうこともありそうなのですが、ロビーエリアの空間についてはシンプルながらも悪くない雰囲気だと個人的に思っています。

うっそうとした木々が随所に配置されていることで隠れ家感というか目隠しにもなりますし、夜は特に良いですね。

ホリデーシーズンということで独特なデザインのクリスマスツリーが。

木が織りなす造形美と癒しの両方を感じることができます。

ソファ席に着席しました。

閉じられている一方で天井は高いため狭苦しい感じもありません。

メニューもイマドキなミクソロジーバーを感じさせるラインナップです。

私はオーセンティックなバーが好きで、それこそシェーカーに入れる氷の溶ける量まで計算されてぴったりとショートグラスにおさまるような、そんな技を見ながら楽しむのが好きですが、一方でアジアのベストバー50に選出されるようなバーも(昔は抵抗があったのですが)最近は楽しいと思えるようになりました。

例えば一時期アジアのベストバーに選出されていたIHG系のリージェントホテルシンガポールのバー「マンハッタン」

あと渋谷の「The SG Club」も同じような空気を感じます。こちらはブログにアップしていると思っていたらしていなかったですが。バーテンダーの後閑氏は2006年にニューヨークに渡り経験を積んだ後に、上海に3軒のバーをオープン、そこでも一気に有名になりました。

さて、話を元に戻してエディションのバーですが、こちらのカクテルのレベルも高いと感じました。

実はこちらを訪れる前に私などよりははるかにホテルに詳しい方にバーはオススメと言われて来たのでちょっと期待していました。

最初は「山椒とザクロ」という名のカクテル。

他のカクテルたちもそれぞれに味わいに特色があるものばかりで、かといって奇をてらった味と言うわけでもなく美味しくいただけました。

宿泊しなくてもここのバーに来るためだけにまたエディションに来てもいいなあと思いましたよ。仲の良い人と来てもカクテルをきっかけに話がはずむような、一人で「内」に入るカクテルやバーではなくつながっていくようにも思える味や場所でした。何故そう思ったのかはわかりませんが。

カクテルの味だけでなくて東京タワーが見えるこんな特等席もありますよ。

カウンターでも飲んでみたいですね。

こちらのスペースは日中にチェックイン待ちで忘れ去られた場所です。いかにも忘れられそうでしょ(笑)。

部屋に戻って軽く夕食をルームサービスで。こちらは特筆するような内容ではなかったかな。

カレーはもうひとがんばり。

ハンバーガーはホテルの標準的なレベルには届いていましたが、それ以上ではなかったです。例えば香港国際空港のキャセイパシフィック航空 ファーストクラスラウンジ「The Pier」のダイニングのWAGYUバーガーと比較するとそちらのほうが上に感じました。

次回はThe Blue Roomでの朝食の様子をお伝えします。