ACホテル東京銀座をテレワークで日帰り利用

ACホテル・バイ・マリオット東京銀座をテレワークのためデイユースプランで利用してきました。予約からマリオットのアプリから。デイユースプランは残念ながらマリオット上級会員向けのプラチナギフト等のサービスは附帯しませんが私が利用した日は何と1泊5000円++でしたから何の不満もありませんでした。

デイユースプランは朝7時から夕方18時までのうち最大8時間を利用できるものですが9時過ぎのチェックインでも18時のチェックアウトを守ればそれほど細かくは言われませんでした。今回プランの予約対象の部屋は低層階のキングルームのみですが、高層階のスーペリアキングにアップグレードしていただいたようで安いプランなのに感謝です。

ロビー周りも本来のホテルクラスを考えると高級感がありますね。シティーホテルとは言えないと思いますので日本のビジネスホテルチェーンにあてはめると本来は三井ガーデンホテルの少し上位ぐらいのカテゴリになるのでしょうか。まあそもそもシティーホテルのビジネスホテルの区分け自体が日本特有のものでしたし今では随分曖昧にはなってきましたが。

本当はオープンスペースで寛いだりレストランで食事したりしたかったのですが、滞在の目的が来期以降のプランを練って一気に仕上げてしまいたいというものだったので、そこまでの時間的にも精神的な余裕もなくランチはテイクアウト、あまりホテルの設備も活用せずという感じだったので写真は少なめです。

チェックイン15分後には朝一番で重要なビデオ会議が入っていたのでちょっと雑な写真が多くすみません。もう少しいろんな角度で撮っておきたかったのですが。

スーペリアキングの部屋は30平米ほど。一人で利用するには十分なスペースですし、最近のホテルにしては珍しく壁側に仕事がしやすく奥行きも十分なデスクがあるのと、それとは別にソファとテーブルがありデザイン重視のホテルと思っていましたが意外にもテレワーク向きだなと感じました。

こちらのソファとチェア、テーブルのセットがちょっと休憩したりご飯を食べたり、本を読んだりするのにも便利でした。

ベッドメイキングが最近雑なホテルも増えていますが、この日のこちらは全く問題ありませんでした。使わなかったので寝心地は不明です。

ベッドサイド。必要十分なものがシンプルに配置されています。

このあたりシンプルそのものですがデザインとしては嫌いではありません。

ミネラルウォーターは冷えていないものが2本、冷蔵庫内に冷えたものが2本と計4本も入っていました。グラスも冷やされているのは気が利いていますね。ネスプレッソのカプセルもマスターオリジンシリーズも含め6つと多めです。

マグカップはMOHEIMのもの。MOHEIMは福井県福井市の樹脂製品メーカー「プラスティックス」とデザイナー「竹内茂一郎」によって立ち上げられたプロダクトブランドです。煎茶のティーパックはオリジナルで、紅茶は紅茶専門店プリミアスのコンチネンタルセレクションです。ライフスタイル系のホテルでマグカップとコーヒーカップが両方あるのは案外珍しいですね。一見シンプルで無駄なものは何もないように見えるのですが、こういった小物系はこのホテルはとても充実しています。

引き出しの中は余計なものは入っていません。

洗面周りは最近地方に増えているフェアフィールド・バイ・マリオットとも共通するデザイン。シンクの後ろ側にはスライドドアが隠れているので簡易的に仕切ることは可能です。20~25年ぐらい前でしょうか、天井から床レベルのスライドドアって一時期はやったことがあったのですが最近また増えていますね。昔ちょうどその頃できたのがパークハイアット東京ですね。都市型住宅でもよく採用されていました。

ヘアケア・ボディケア関連のアメニティーはギリシャ最古のホメオパシー薬局から誕生したスキンケア関連のナチュラルプロダクトである KORRES(コレス)です。

その他のアメニティーもしっかりとしたブラシ、木製のくし、サムライエッジの髭剃りとこのクラスのホテルとは思えないほど充実しています。髭剃りだけでも普通に買うとこのタイプで700円ぐらいするはずです。

ヘアドライヤーは1908年生まれのスイスのブランド「ソリス(Solis)」です。欧州では美容家電のメーカーとして有名ですよね。

浴室はシャワーのみです。キングルームは2部屋を除きバスタブはありませんので、バスタブが必要という人はツイン対応を指定したほうが確立が上がります。写真には写っていませんが天井からのレインシャワーもあります。イスが置かれているのもちょっとした配慮ですね。

トイレは最近のホテルの主流となってきた独立型です。

ナイトウェアがセパレートタイプなのはうれしいですね。あのワンピースタイプのは個人的に苦手です。

クロゼット内の備品もまた充実ぶりに驚かされます。バスローブはブラックのモダンなデザインです。スペインのホテルやレストランをいくつか利用して思ったのですが割と黒基調が多いですね。

傘もスリッパも黒です。

シューケアのM.モゥブレイのミニセットが用意されているのも素晴らしいですね。これ持ち帰って本当に大丈夫なのかなと確認してしまいました。これまたお金に換算するのも下品かもですがこれだけで1000円以上の価値があるはずです。

ランチは外で食べたりレストランを利用する時間がなかったので部屋に置いてあったテイクアウトメニューのチラシから選んでフロントに注文しました。すぐ近くにあるコートヤード・バイ・マリオット銀座東武で受け取れました。

今回選んだのは日本料理 銀座むらきの「ちらし寿司」。1000円で気軽に注文できるのはうれしいですね。支払いも部屋付けが可能です。

途中少しだけ屋上に出て気分転換しました。本当はここでお酒が楽しめたりすると良いんですけどね、もちろん今はクローズでただのオープンスペースになっています。

今回はほぼパソコンとにらめっこしていただけで余裕がなかったのですが、ホテル自体はとても気に入ったので次回あらためてゆっくり滞在したいと思いました。