那須から西郷村・下郷町を経由して会津若松に向かう街道沿いを通るときに毎回看板が目に入って気になっていたラーメン屋さんが2軒あります。ひとつは「うえんで」、そしてもう一つが「牛乳屋食堂」です。この2軒は道路を挟んですぐ近くにあります。
今回はまず「牛乳屋食堂」から入ってみることにしました。
何故牛乳屋がラーメンを?という理由についてはお店のWEBサイトから内容を引用いたします。
引用はじめ
大正14年、上三寄駅(現:芦ノ牧温泉駅)に鉄道が開通することになり、馬車宿を営んでいた幸美じいちゃんとキヨノばあちゃんが駅前で牛乳の販売をはじめました。
鉄道の開通に伴い、駅には人々が集いました。
そこで、人々の食を満たすために、初代の女将となるキヨノばあちゃんが、当時隣に住んでいた中国人から本場の「支那そば」の作り方を教わり食堂をはじめると、「牛乳屋食堂」と呼ばれるようになりました。
それがそのまま、現在まで受け継がれています。
引用終わり
とても混雑するお店ですが今回はちょうどお昼のピークを過ぎた時間帯でタイミングが良かったのか5分ほどの待ち時間で入店することができました。
メニューは単品の他にセットメニューがあり、今回初めての訪問であることからまずは複数の料理を味わってみたく牛乳屋ミニセットにしました。
以前は牛乳(ミルクコーヒーも選べます)は瓶だったのですが紙パックに変更になっています。ビジュアル的には瓶のほうがサマになりますが、こればかりは時代の流れですね。
こちらのセットはラーメンとカツ丼がそれぞれミニサイズになっています。カツは会津名物のソースカツ丼と煮込みカツ丼を選ぶことができます。麺は標準の会津中太麺の他にプラス70円で極太手打麺に変更できます。
どちらも極めてオーソドックスというか懐かしい味で古き良きラーメン店の見本のような感じでした。