「ル・ムロン・デ・オワゾ 」は八戸の郊外である白山台という住宅街にあるフレンチレストランです。小坂シェフは東京の方なら昔、西麻布「cojito」でシェフをなさっていた方と言えばわかる人もいるかもしれません。
実際に行ったのは昨年なのですがまだアップしていなかったので三陸シリーズのついでにこちらも。
本八戸の市街地からはバスもありあすがタクシーでも1000円台なのでそちらがおすすめです。このエリアではかなり高級な住宅街なのか個々の宅地も大きな家が多かったですね。
外観は北海道や最近の北東北によくあるようなボックス型の一軒家。素っ気ないといえば素っ気ないですがむしろそんなことよりも料理に重きを置いている印象を持ちました。市街地には雪はなかったのですがこちらは少し雪が残っていました。八戸は一般的な青森のイメージとは違い根雪になることはほぼなく、梅雨もあまりない地域なので晴天率も高く過ごしやすい土地です。
この日は確か3000円台くらいのコースを注文したと記憶しています。午後から市内で仕事だったのでワインを我慢してスパークリングウォーターを。
アミューズはウニのコンソメジュレです。アミューズと言うには結構ボリュームもあります。ウニのコンソメジュレは一時期西麻布や六本木界隈のフレンチではよく出ましたのでちょっと懐かしい思いに。今食べてもやはり美味しいメニューです。
2皿目は魚のカルパッチョに野菜と蕪を添えたものです。
刺身が表からは見えないので蕪をめくるとこんな感じ。
次はフォアグラのポワレだったかな。八戸という場所を考えるとランチの価格も強気の設定なのですがこうやって食べているとむしろお得すぎる内容に思えてきます。
魚料理は八戸ブイヤベース。八戸は様々な海産物の漁業地であり、その地元の海産物を使った料理として八戸せんべい汁に続きブイヤベースを冬の名物として八戸市として売り出そうとしているものです。市内の各店舗が協賛しています。もちろんこちらでいただくブイヤベースはワンランクもツーランクも上という印象でした。
メインの肉料理。こちらはトラディショナルなフレンチそのものですね。全般的にフレンチらしいフレンチで個人的にもとても好みの料理でした。
デザートは3月になろうかという時期だったのでイチゴで。
また行きたいと思いつつ八戸に行っても場所が郊外のためなかなか行けずにいます。でもいずれきっと。