【秋葉原】中国雲南酒膳坊「過橋米線」のランチ

秋葉原に行く用事があったので立ち寄ったのがこちら。まず米線とは何かという説明から始めたほうが良さそうですね。米線は中国雲南省が発祥の米を使ったヌードル(いわゆるライスヌードル)で、ビーフンとは違い麺は丸型でそれほどコシが強いわけではなく特に過橋米線という料理に使われます。

では過橋米線とは何かなのですが「過橋」はその名の通り橋を渡ることを意味し、料理名は雲南省南部蒙自県の南湖にある小さな島に関する物語に由来します。その島は科挙の試験を受ける書生達の勉強に適した場所なのですが、ある妻が夫に料理を運ぼうとしたときに橋を渡ることもありすぐに食べないと冷めてしまうという難点がありました。ある時鶏を土鍋で煮込んだ料理を届けたところ鶏の脂で表面に膜ができ冷めずに時間をおいても美味しく食べられることがわかり、そこに米線を入れて運んだのがこの料理の始まりとされているようです。

お店は秋葉原というか、一番近いのは銀座線の末広町です。

店名になっているぐらいですからまずはこれを食べてみないことには始まりません。以前に中華圏のどこかで食べた記憶はあるのですがどこだったかまで思い出せず。

ランチメニューは意外と普通の街中華のような料理が多いのですが不特定多数のゲストを相手にするうえでは仕方ない面もあります。でもランチでも過橋米線以外にもところどころ特徴的なメニューがありますね。ちなみにこの日の日替わりランチにはヨダレ鶏もあり、正直ちょっと惹かれたのですがそれはまたの機会に。

やってきた過橋米線は別にグツグツ煮えているわけでもなく、こんなのに肉やハム類を入れてちゃんと火が通るのか心配だったのですが、どうしてどうして膜の中は本当に熱々であっという間に火が通っていました。豚肉や鶏肉、中国ハム、そしてチャーシューと火をきちんと通さないといけないものを先に入れていきます。野菜等は後です。

スープは鶏ガラや豚骨がベースでありちょっと博多ラーメン的な感じもあります(麺は当然違いますが)。ちなみに麺は冷たいように見えますがスープが冷めないようちゃんと温かい状態になっているなど意外と心配りができています。

表面に脂の膜はあるものの味としてはかなりあっさりしていて、何だか体にはよさそうです。雲南料理全体として優しい味の料理が多いですけどね。夜は本格的な雲南料理が他にもたくさんあるので、今度は夜に複数で来て楽しみたいですね。