ザ・ウインザーホテル洞爺 リゾート&スパ 宿泊記7 メインダイニング フレンチレストラン「ギリガンズアイランド」の夕食(2025年3月)

滞在の二日目、午後の時間は部屋でゆっくりと過ごします。この景色があればわざわざ観光に行ったりすることはありませんね。滞在中にホテル外に出たのはランチで一度だけです。

くつろいでいるうちに外は暗くなってきました。

この日はホテルのメインダイニングであるフレンチレストラン「ギリガンズアイランド」で夕食をとることにしました。メインダイニングと言ってもここよりも鉄板焼きや和食等の他のレストランのほうが価格的には高いと思われます。

レストランを訪れたのはちょうどマジックアワーのタイミングでした。

今回のコースメニューです。ディナーの中では安い方のコースになります。

ワインはペアリングでお願いしました。JAL国内線ファーストクラスでもよく出るシャンパンが1杯目です。

アミューズ・ブーシュ(突き出し)は道産牛のエフィロッシェ マスタードのソルベ&ビーツのムースです。こういうちょっとクラシカルな感じいいですね。エフィロッシェとはほぐすの意です。マスタードのソルベにほぐした牛肉が混ざっています。

次はハンガリー産フォアグラとパンベルデュ 浜田農園マルメロ&りんごのピューレ サラダメスクラン添えです。パンベルデュは元々の意味は「失われたパン」つまりは古くなったパンという意味ですが、実際に今はパン料理の名前の1種になっていますね。例えばフレンチトースト等も少し時間が経って水分が抜けたパンのほうが卵液がよくしみ込んで美味しいと言われます。マルメロとはいわゆる「かりん」のことです。メスクランとは柔らかい葉っぱを使ったプロヴァンス風ミックスサラダのことを指します。

ナイフとフォークがたくさん並んでいるのも何だか懐かしい感じです。

ローラン・ミケル コート228 シャルドネ Pech Clamensou フランス・ラングドック地方の作り手です。あまり見ないワインですが味は悪くなかったです。

北海道産厳選「銀毛」鮭のポシェ。低温でゆっくりと煮込んだ料理です。シンプルと言えばシンプルな料理ですがこの日の皿では一番好きだったかもしれません。

クロ・アンリ ニュージーランドのワインです。ピノノワールらしい味わいで気に入りました。

ドメーヌ ドーピアック ラングドック地方の有機農法のワインです。

肉料理は厳選黒毛和牛サーロインのロティです。

デザート。

フレンチらしいフレンチが好きなのでそういう意味でも良かったですね。

結構ワインはあけられていたのですね。