エルルカン・ビス(HERLEQUN BIS)[湯河原 フレンチ ディナー利用]

1年振りのエルルカン・ビス。前回はランチでの利用だったが、今回は真鶴の「ラ・シェネガ」に宿泊した際にディナーで訪れた。
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高級旅館のようなアプローチはやはり秀逸。温泉地の湯河原ならでは?。レストランに入る前から期待値があがるこの感じが好き。
着席してほどなくすると窓の外は青から黒の世界へと変わっていく。そんな風景を眺めながらまずはハーフボトルで注文したシャンパーニュで喉を潤す。銘柄は最近飲む機会が多いドゥラモット。この日はディナーでは一番お手頃の5775円のコースを注文した。
和を感じさせるような料理やその盛り付けは前回と同様。でもしっかり内容はフレンチしていて、巷によくある創作料理のような邪道感は無し。加えて、湯河原のような温泉リゾート地とレストランの雰囲気・味が見事にマッチしている。この地だからこその料理という感じもする。
料理はどれも一見シンプルだが手のこんだもの。野菜や魚介料理のスープも澄んだ味わいでありながら物足りなさは微塵もなく、むしろ素材のパワーを感じるほど。
メインの鴨は赤ワインで。そして最後に出てきたリゾット、これがまたワインがすすむ。デザートは2皿出てくる。最後まで手抜きのないコース。一番低価格帯のコースでも満足感は高かった。次回はひとつ上のコースも味わってみたいなあ。
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レストランを出るとき、シェフの方が見送りに出てきてくれた。顔を見てあれっ?と。伊東シェフだだった。そういえば料理は前回同様とても美味しかったのだが、少し味の感じが違うようなところもなくはなかった。
アンリ・エルルカンのほうにいらっしゃると思っていたのだが、この日はこちらを担当していたようだ。ということは恵比寿のエルルカン以来、10年ぶりくらいに伊東シェフの料理を食べたのかあと思うと何故か感慨深い? というか自分もそれだけ年をとったのか。。。