オステリア・エノテカ・ダ・サスィーノ (OSTERIA ENOTECA DA SASINO)[青森 弘前 イタリアン 2011年7月]

弘前のイタリアンと言えば真っ先に名前が挙がるのがこちら。
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この日は夏休みに入ったばかり、そして東北の夏祭りの時期よりは少し早いということもあり、観光客は少なく地元の人が中心。
6000円のコースを注文。コースの料金の他にサービス料5%とコベルト500円が別にかかるとあって、最初は結構強気な設定だなあと思ったが、周りを見渡すと一番安い4000円のコースが一番出ておりボトルで注文されているワインも多くはなかったことからなんとなく納得。
最初にアミューズとしてモッツアレッラとミニトマトのオリーブオイルかけ。次に自家製生ハムの盛り合わせ。生ハムの美味しさは言うまでもないが、ハムに添えられているメロン。これがとても美味しい。パンももちろん自家製。
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魚料理はアコウダイ(アカウオ)。身はぽわっとしていて、皮の部分はカリカリ。シンプルだけど素材の良さがダイレクトに伝わる料理。
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パスタは2品。ひとつめはブロッコリーやイカを使ったオレキエッテ(耳たぶパスタ)。具材が大きめだがパスタと部がバラバラに存在するのではなくよく馴染んでいて一体感がある。もうひとつは牛のラグーのキタッラ。こちらも素材の味がしっかりと活かされつつ、パスタとしての完成度が高いものに仕上がっている。
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個人的にイタリアンでパスタが美味しくないと何よりもがっかりしてしまうが、こちらには満足。よくイタリアンでパスタは美味しいけどメインが・・・というパターンがあるが、そもそもパスタが美味しくないと和食を食べてご飯が美味しくないみたいな状態になってしまうので。。だからパスタが美味しいのは大前提でその上でのメインのレベルだと思う。
メインは馬肉。青森は馬肉料理のレストランも多くなり地元ではポピュラーな食材。こちらも納得の美味しさ。
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ダ・サスィーノはやりの地産地消レストランとして紹介されることが多い。自家菜園も持っており、また地元の食材をふんだんに使っていることからそう言われるのも間違いはないと思う。
でもむしろそういう「くくり」や「はやり」ではなく、純粋にレベルの高いイタリアンとして楽しめることが素晴らしいと思う。