神楽坂に2月16日にオープンしたイタリアン。外観はシンプルだが店内に入ると落ち着いた雰囲気で居心地がとても良い。
神楽坂亀井堂の前で、以前「ラ・レッテラ」があった場所と言えば神楽坂に詳しい人はすぐにわかるだろうか。ちなみにラ・レッテラは2012年1月より西五軒町に移転し規模を拡大して営業中。
まずはランチで訪れてみた。この日はプリフィクスのコースで。前菜・パスタ・メイン・デザートをそれぞれ数種類から選択できる。
前菜はヒラメのカルパッチョ。ヒラメは少し寝かせているのか旨みがありとても美味しい。ソースはトマトを使ったもので少し酸味があり爽やかな仕上がり。グラスで注文した微発泡のワインともよく合う。
パスタはラビオリを。噛んだときに肉汁がジュっと出てきてちょっと小籠包風。こちらはおススメの赤ワインと合わせて。フォカッチャも旨い。
メインはアクアパッツァ。中央にはキンメ鯛が。スープは複雑な味わいでもっと食べたいと思わせるものだった。ワインは再び白で、最初とは別のもの。
デザートも手抜きのないもの。
結局ランチにもかかわらずワインも3種類飲んでゆったりとした気持ちで楽しむことができた。今度はぜひディナーもと思わせる内容。
お店の前にはリストランテ・ラ・バリック・トウキョウの坂田さんやヴィーノ・デッラ・パーチェの内藤さんからの大きなお花が飾られていた。ちなみに12日には正式オープン前のレセプションもおこなわれていたようだ。
今後にも期待できそうなイタリアンだ。