バンコクの老舗ホテル「デュシタニ」のタイ宮廷料理のレストラン。バンコクは外資系のラグジュアリーホテル進出が相次ぎデュシタニのようなホテルは影が薄くなりつつあるが、ここのレストランはかなり気に入った。
食事に使用される食器はすべて高級なベンジャロン焼きで、内容も豪華。。となるとお値段も相当なものかと思いきや意外と手頃な価格設定で、従業員もきさくな感じ。
夕方にインターコンチネンタルホテルのクラブラウンジでお酒を飲みながら軽食をとったこともあり、少し軽めにアラカルトで注文した。
最初は前菜の5種盛り合わせ。ひとつひとつ手がかかっていてどれも美味しい。
次はシーフードのサラダ(タイ料理としての名前があったはずだが忘れてしまった。。)。これも酸味と甘みのバランスが良く上品に仕上がっている。
トムヤムスープも注文。辛さはホテルということもありマイルドなのだが、辛さ、甘さ、酸っぱさの要素がそれぞれ引き立て合っていて複雑な味わいを出している。単に辛さが際立っているだけのものとはレベルの違いを感じる。他にもう一品注文。
締めはグリーンカレーで。ここまでの料理を見ればこれは食べるまでもなく納得の味。もちろん食べても美味しかった。
バンコクは6度目だし、現地でタイ料理も様々な場所で食べたが、その中でもかなり個人的にはヒットなお店だった。但し屋台的な料理とはもちろん違うので、そういうものを求めているなら別のお店が良いと思う。