THE PIER キャセイパシフィック航空ファーストクラスラウンジ マッサージ＆食事編（バンコク滞在旅行 2015年8月 その３）[香港 ザ・ピア 玉衡堂 Firstclass lounge]

香港国際空港では、THE WINGの近くの搭乗口に到着（何番かは忘れましたが・・）。ラッキーなことに予定より40分ほど早着し、当初1時間40分だった乗り継ぎ時間が、2時間20分になりました。これならアレも体験できるかも。乗り継ぎの保安検査を通り出発階へ。
THE WINGのバスタブ付きのシャワー室（THE CAVANAS）も心が動かないわけではないですが、今回は時間がないですし、2015年6月に改装オープンしたTHE PIERのほうを目指します。
ちなみに前回香港に来た時は、こちらのTHE WINGのファーストクラスラウンジを利用しました。
その時の記事はこちら　→　その１　その２　その３
このチケット入れ背面案内図の通りTHE WINGからTHE PIERまではかなりの距離があります。この時は食べ過ぎで鈍ったカラダを少しでも解消？するため敢えてシャトルは使いませんでした。


コンコースのYの字型の分岐点まで来ました。ここにはキャセイのTHE BRIDGEというラウンジがあります。



やっとTHE PIERに到着。入口で何故か団体客とキャセイのスタッフがもめていましたが、別のスタッフにお願いしてすんなり入室。
このラウンジはキャセイパシフィックのファーストクラス利用客、ならびにワンワールドエメラルド会員（ザ・マルコポーロクラブ ダイアモンド会員含む）が入室できます。
入ってみた感想としては同じファーストクラスラウンジでもTHE WINGとは全く趣が違いますね。こちらも羽田のキャセイラウンジと同様にロンドンのスタジオイルゼ（StudioIlse）が設計を担当しています。


ラウンジは壁にも天然石（グリーンオニキス）をふんだんに使っていますが、それでいて華美ではなく落ち着いた雰囲気。贅沢に配置された家具ともあいまって自宅のリビング（といっても豪邸のそれですが・・・）のようにくつろいで下さいということなのでしょう。
私のような庶民にはもちろん日常とは全く別世界です（笑）。JALの出張族御用達ラウンジとは違いとにかく静かですし、食べ物を漁るように食べている人も皆無なので、振る舞いには気をつけないといけないですね。
今回改装なったTHE PIERの目玉のひとつが、キャセイとしては初めてのマッサージサービス。今回こちらを目指したのはこちらを体験してみたかったというのがあります。一応フットマッサージという位置づけなのですが、肩や腰のマッサージも同時にしてくれます。到着して早速マッサージの予約が出来るカウンターに行ったところ今ならすぐに施術が受けられるとのこと。
マッサージコーナーは３つ。JALのように個室にはなっていませんが、何故かこちらの方がラグジュアリーに感じます。今回は夫婦で隣り合ったブースで一緒に受けることが出来ました。10分ぐらいと思って受けたのですが実際には20分以上やっていたでしょうか。技術も含め、かなりしっかりとした内容でした。



そのうち人気が出て予約が取れなくなるのか、それとも欧米人の場合そもそもコリを感じていない（理解していない）場合が多いのでそれほど混まないのかどちらでしょうね。
マッサージ後にダイニングへ。こちらは完全にフルサービスのレストランになっておりメニューから様々な料理を楽しむことが出来ます。先ほどのマッサージもそうですが、もちろんすべて無料です。




ゲストで席が埋まっていましたのでダイニング全景を撮るのは避けました。

何にしようか迷いましたが、私はハンバーガー、妻は担担麺にしました。デザートにマンゴーを食べようと最初は思っていましたが既に機内食も食べているため、さすがに注文するのをやめました。
運ばれてきたハンバーガーはかなり本格的。シンプルですが肉質も良く、バンズとパティのバランスも悪くありません。そこいらの似非グルメバーガー店を凌駕する内容です。以前に食べたロンドンヒースロー空港の英国航空ラウンジにあったBAバーガーを少し思い出しました。



アイスティー。香港式に？レモン多めです。

名物の担担麺もさすがの味ですね。香港のラウンジに来ると毎回食べたくなります。


食後はラウンジエリアへ。
通路の途中には仕事も可能なライブラリーエリア。

そしてこちらは時間のない時でも、ちょっとした食事を気軽にとれるパントリー。流行りのジャーサラダ風のものも。






トイレに至る通路は両面がグリーンオニキス。トイレの個室もゆったりしておりイソップのハンドソープとクリームが置かれています。



共通の洗面カウンター。

ラウンジも本当にゆったりしています。




バーコーナーではフルサービスでお好みのカクテルをつくってくれます。

全体的にはとても完成度が高いですね。THE WINGの派手さはないですが、それぞれのゲストがそれぞれの寛ぎ方、楽しみ方ができるラウンジだと思います。私はこちらの方が好きになりました。ぜひともこの雰囲気が荒らされることなく続いてほしいです。今回写真を撮るのもなるべく他ゲストの迷惑にならないようかなり気を使いました。
まだまだここに居たいのですが、そろそろ搭乗時間です。帰りにもこちらのラウンジに立ち寄りましたので後日のブログで（まだかなり先になりますが）朝食等についてもご報告します。