搭乗したキャセイ便は久し振りの747-400(744)機(個人的には前回JALの香港便で乗った以来ですからかなり前です)。折角のジャンボ機なのでビジネスの2階席を指定しました。この機材は旧型の長距離用ヘリンボーン式座席のタイプです。
一部の航空ファンには棺桶シートなどという有難くない名称もつけられているようですが、なるほど細長のブースが整然と並ぶさまを実施に見ると言い得て妙な感じはあります。
出発前にオレンジジュースをいただきます。
今となっては全般ちょっと古い感じはありますが、逆にかなり前からこのタイプを入れていたのですから先進的だたっとも言えますね。座席横のコントロールパネルも複雑すぎず、なかなか使いやすいです。別のブログで書いていた方もいましたがこの手元の着脱式コントローラで到着までの時間が分かるのは便利です。
映画は時期が悪かったのかあまりぱっとしたものはなかったです。j-popは微妙に偏った?チョイス。
離陸してまずはドリンク。シャンパーニュをいただきます。銘柄はアンリオのブラン・ド・ブラン。結構良いシャンパーニュを積んでいるんですね。もちろん美味しかったです。おつまみを袋のまま出されるのではなくて(袋から出すかどうかで揉めて事件になった某航空会社(笑)もありましたが)、ちゃんと器に入れてサーブしてくれます。
しばらくして機内食がサーブされます。まずは前菜のセットが。
ちなみにパンは籠にのせられて運ばれてくるのでお好きなものをチョイスできます。バター入れはキャセイのマーク入り。
しばらくするとメインが運ばれてきます。メインは3種類からのチョイス。洋食が牛ステーキ、中華が酢豚、和食が魚料理です。ワゴンに乗せられて見ながら選べるのは良いですね。今回は中華にしました。さすがに香港のキャリアだけあってハズレがないですね。妻の牛ステーキも美味しかったようです。
メインの後にはチーズやデザートもワゴンサービスで取り分けてもらえます。そういえば昔はJALのファーストクラスもチーズやフルーツはワゴンサービスでしたね。ハワイ線の747に乗った時はまだそうでした。
通常のワインの他にポートワインも用意されており、実際に頼んでいる人もちらほらいました。
〆はハーゲンダッツのアイスクリーム。JALで出てくるそれよりもサイズが大きめで、フランス産です。日本のハーゲンダッツと味が違います(正直なところ、つまりはもっと美味しい)。
食事をして少し横になっているともう香港が近づいてきました。まだ乗り足りないぐらいですね。「棺桶シート」という別名?から、腕もピシッと伸ばしてそれこそウナギの寝床のような感じで寝るのかと思っていましたが、想像よりはずっと広かったですし、十分に快適でした。JALのスカイラックスシート(こちらはよく不快ラックスシートと呼ばれるそうですが・・・)よりははるかにいいですね。
香港のキャセイラウンジについては次の回で。
キャセイパシフィック航空 543便 羽田(東京)→香港 ビジネスクラス(バンコク滞在旅行 2015年8月 その2)[Cathay Pacific HND→HKG]
- 2015-09-04
- ビジネスクラス搭乗記, 香港・マカオ・広州