2026年の10月初旬にオープンしたダイヤモンド・プレミアラウンジあらためJAL国内線ファーストクラス、なかなか利用機会がなかったのですがようやく行ってきました。専用保安検査場の入口にもファーストクラスの文字が。もちろんファーストクラスラウンジですからダイヤモンド会員、ワンワールドエメラルド会員、JGCプレミア会員の他に国内線ファーストクラスを利用する方も入場ができます。
保安検査場なので撮影はできませんでしたが検査場自体も遅まきながらパソコンを収納したまま通過できるタイプに変更になっていました。何故かDPラウンジの専用検査場は旧来のタイプだったのですよね。まだ慣れていないこともあるのか逆に少し時間がかかっている感じはありましたけど。

エスカレーターを上がったところも一新されていました。

いかにもJALっぽい上質感ですね。
JALは「New Angles, New Stories – 日本ともういちど出会う」というコンセプトのもとに2026年の春から国内線のサービスを順次リニューアルしています。こちらの新ラウンジもその一環と言えそうです。


JALファーストクラスラウンジ側のエントランスです。デザイン的にはジャパンディ的な方向性でしょうか。

今回のラウンジ、あちこちにアーティストの作品が飾られています。こちらは藪内公美氏の作品「千年の舞/Dance of a Thousand Years」です。航空機の翼や風の流れをイメージした形でそこで伝統的な鶴の文様が刺繍されています。

次に現れるのは西川雅典氏の作品で「風を聴く/Listening to the wind」で、漆工芸のオブジェです。 やはり空や風、そしてJALにまつわるものが散りばめられている感じですね。風を聴くなんて言われると関係ないですが村上春樹の初期作品「風の歌を聴け」を思い出してしまいました。長いアプローチがこの先の空間を期待させますね(実際のところは構造上そうせざるを得ないのでしょうけど)。

今回の新ラウンジは空間をワーキングエリア、リラクシングエリア、ダイニングエリアに区切って構成されています。それぞれはオープンにつながっていますがデザインや造形によりゆるやかに区分されています。

ワーキングエリアのオープンスペースはあまり滞在時間のないゲストがさっと作業ができるような空間になっています。

現代的なデザインと日本っぽさが同居しています。

この写真の左側がワーキングエリア、右側がリラクシングエリアとなっています。

こちらのオープンテーブルは従来のサクララウンジ等でもよくありますが視線の高さにオブジェを配してお互いが気にならないようになっています。

続いてリラクシングエリアを紹介していきます。

様々なタイプのソファを配置してゲストが思い思いにくつろげるようになっています。もちろん随所にコンセントもあります。

視線の重なりを減らす配置にもなっていますね。

もちろん滑走路側を眺められるカウンター席も。

こちらはダイニングエリアです。

ダイニングエリアはフードを提供するカウンターから近い位置にカウンターテーブル席を配置してスムーズに軽食を楽しめるようにしています。

提供されるフードは時間帯により内容が変わります。オープンから14時までの時間帯は#チャージ で各種パンや巻きずし、スープなどが提供されます。14時~16時の時間帯はは#ときめき でケーキやスコーンなどのスイーツが、そして16時以降はパンや巻きずしの他にお酒にお供となるお惣菜も提供されます。

夜の時間帯は一番種類が多いかもしれませんね。他の時間帯をまだ体験していないのでわかりませんが。フードはそれぞれ短時間で食べられるように一口サイズのものが多いです。

巻き寿司やおいなり。
おにぎりがなくなったのは残念ですが以前のラウンジ時代に大量に持ち出す輩が続出したのでやむを得なかったでしょう。別にひとつ持ち出すぐらいはうるさく言う必要は全然ないと思うのですが大量にカバンに詰め込んでいるのを目撃した時に目を覆いたくなりました。


お酒のお供になるお惣菜。

従来から主に週末の夜などに提供されることが多かった唐揚げも定番メニューに仲間入り。

プチ野菜のキッシュ。

かぼすマフィン

季節限定なのか通年なのかわかりませんがハーゲンダッツアイスクリームも。

この日は3種のベリーのバーアイスでした。

国内線ということを考えるとワインも充実しています。こちらシーズン毎位で内容は変わります。
スパークリングはイギリス・サセックス州の「ラスフィニー」です。イギリスのスパークリングは近年品質の高さで注目されていて、こちらも市価で6000円以上します。シャンパーニュと同じ製法で作られ、更には通常15か月以上のところこちらは30か月の長期瓶内熟成を経ています。
白ワインはスペイン・ビエルソ地域の天才醸造家ラウル・ペレスが手掛ける「ラウル・ペレス ウルトレイア コデーリョ」です。清々しいながらも旨味もあるワインで美味しいです。こちらも市価で4000円以上しますね。
赤ワインは「M.シャプティエ クローズエルミタージュ レ メゾニエ ルージュ」でエレガントでありながらボリューム感もあるワインです。こちらも市価で4000円台のことが多いです。
JALのワインのラインナップは国内線ファーストに限らずなかなか良いことが多いです。上級ラウンジであればシャンパンや山崎を置いておけばいいだろ的な感じではなく、こういうワインをちゃんと置いているところにJALの良さを感じます。

こんな感じで一通りのフードをとってみました。カレーパンとマフィンはとりませんでしたが。

飛行機を眺めながら・・・私の今の年齢だともう夕食はこれで十分なくらいです。

まだ暖かい状態で美味しかったです。

白和えがあるの地味に嬉しいです。おかきとかだけじゃなく和食系の惣菜欲しかったので。

夜遅めの時間帯になるとさすがに空いてきます。

派手過ぎず地味すぎず、どことなくやはりJALっぽさも感じる良いデザインですね。


ラウンジ内には様々なオブジェがあります。

ワークエリアをもう少し詳しく見ていきます。ワークブースはガラス扉付きと扉無しがあります。

中はこんな感じでかなりの籠り感があり仕事に集中できそうです。

こちらは扉無しのほう、扉無しのタイプでもかなりしっかりと仕切られています。

ちょうど良いスペース。街のワークスペースより良いかもしれません。できれば有料予約できるブースなんかも欲しいですね。どうしても空港にいる時間に会議が重なる場合も多いので、そういう時は有料でも確保したいです。

ワイアレス充電もあります。ただしカバーをつけていると逆に面倒ですけど、その場合は普通にコンセントがありますので。

こちらは以前もあった立席の電話ブース。大声で扉無しブースに座って電話しているリーマンがいたのですが、そういうのはこちらでやってほしいです。どうせ大した話でもないと思うので。私が空いているブースの写真を撮っていた時にそいつにマニア扱いされたのか何だか鼻で失笑してきたのですが、大声で電話しているお前のほうが失笑ものだろうと失笑し返しときました(笑)

今回のファーストクラスラウンジ、各メディアの紹介ではあまり強調されていなかったのですが意外とパーソナルスペースが充実しています。

いろんな用途に分かれたブースがあるのですよね。

ラウンジの最奥部にはキャセイのラウンジにもあるような独立性が高めのソファも。

マッサージチェアも最新型のものになっていました。下手な施術を受けるぐらいならこの機械のほうが良いかもしれません。


リラックスチェアが並ぶコーナーもあります。あまり寛ぎすぎると飛行機に遅れそうですね。

こちらのタイプのブースは入り口部分に暖簾がかかるようになっていて緩やかに半個室にすることができます。香港キャセイのTHE Pier のファーストクラスラウンジの休憩スペースがロールスクリーンで仕切られるようになっているのですがそれの日本版と言う感じです。

シャワーも利用しました。こちらもフルリニューアルしたものの、シャワーだけは以前のほうが高級感はありましたかね。シャワーも節水タイプのハンドシャワーだけになりましたし。でも国内線ですし正直これで十分な気はします。


ちょっと気になったのは着替えを置く場所があまりないことです。ハンガーもないですし。このあたりは要改善だと思います。

ラウンジ自体のスペースも以前より広がりましたかね。席数も増えていますし。混んではいましたが現在北半分だけの営業ということを考えるとある程度十分なスペースを確保できているのかもしれません。


ビールやソフトドリンク系は以前とあまり変化はなさそうですが、新たに「だし」の提供もあります。

搭乗予定便の出発が遅れたおかげで(嫌味ではありません・・・今回に限ってはラッキーでした)、夜遅くなってゲストが減ってからゆっくりと撮影することができました。

これから全国各地のダイヤモンド・プレミアラウンジも順次ファーストクラスラウンジになるのですかね?

以前の面影がほぼないほどに大きく変わりました。

ちょっと羽田の国際線ファーストクラスラウンジの雰囲気にも以前より似ているような気がします。

この日は強風や雨で遅れる便が多かったです。

基本私はケチなので(笑)当日アップグレードでのマイル&FOP付与が無くなってからファーストクラスやクラスJの利用頻度が以前よりは減りました。比較的安いレートの日は最初からクラスJや場合によってはファーストにしますがアップグレードはもうあまりしていません。当日アップグレードのマイルやFOP付与ありでファーストとの差額が1万円の時代には羽田⇔新千歳便で2~3回に1回はファーストにアップしていましたので平凡なリーマンの分際で贅沢しすぎたなと今は反省しています。

でも大勢に影響はなく無事に新千歳に到着。快速エアポートがまだある時間に到着して良かったです。

新しくなったJAL国内線ファーストクラス、コストダウンやサービスダウン等の悪い話ばかりがSNSにあふれている中で、正直私の予想を上回る空間でした。最近少しマンネリを感じていた羽田⇔新千歳の往復がまた少し楽しみになりました。
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