福岡空港国内線のJALにおけるラウンジは2017年3月にリニューアルされ、サクララウンジの他に国内線最上級ラウンジであるダイアモンド・プレミアラウンジが新設されました。
ダイアモンド・プレミア会員には専用レーンの保安検査場があります。
現在福岡空港は従来分散していたターミナルを統合する工事に入っていてラウンジの周りも工事中のスペースが多かったです。その影響なのかラウンジに入るのも一度検査場から制限区域の通路に出て、そこからいったん入る形となっていました。
エスカレーターを上って、写真にはありませんがエントランスで受付をすると、ダイアモンド・プレミアラウンジ側に案内されます。ラウンジ室内へはこのような長い通路を通ります。
ラウンジエリア手前のスペースにはロッカーや電話をするためのブースがあります。
ラウンジ内はいくつかのエリアに分かれてます。インテリアデザイナーは那覇のサクララウンジと同様に小坂竜氏によるもので「日本のたたずまい」をコンセプトとしています。
ブースで区切られた1人掛けの椅子が並ぶエリア。
より開放的な配置のスペースもあります。
旧福岡空港のラウンジは2層になっていてビルの構造上の制限のためか壁の仕切りが多く、少し圧迫感のある空間でしたが、とても開放的で明るいスペースに生まれ変わりましたね。
それではダイニングのスペースへ。
サクララウンジとの大きな違いは軽食が置いてあることです。福岡空港限定の熊本産「万次郎かぼちゃ」を使用したポタージュ、「三日月屋」のクロワッサン、博多いもっ子屋の「明太子」と「鶏めし」のおにぎりとみそ汁、「あまおうジャム」使用のデニッシュ、たっぷりの三池高菜入りのソフトフランスパン、羽田と同様の焼きカレーパンもあります。
いずれは種類が絞られるのかもですが、かなり充実した内容です。
もちろんビールサーバーや焼酎、ウイスキーなどお酒類もあります。個人的な意見としては福岡ですから焼酎ではなく例えば「駿」「庭のうぐいす」「若波」などの日本酒を置いてほしかったですね。
せっかくですから初回は一通り味わってみることにしました。
高菜入りのソフトフランス。こちら具がたっぷりと入っていて高菜好き(私)にはうれしいパンでした。
三日月屋のクロワッサン。こちら甘目で菓子パン的な位置づけですがおやつにちょうど良いボリュームと味です。
かぼちゃのスープ。こちら濃厚です。
鶏めしのおにぎり。明太子味がなかったのは残念。
残りの時間はカウンター席で外を眺めていました。
お手洗いもこのように清潔です。ちょっと汚れが気になるデザインではありますが。
千歳空港の同様のラウンジより面積が広いためか、こちらのほうがよりリラックスできるような感じでした。
福岡空港国内線 JALダイアモンド・プレミアラウンジ
- 2017-06-26
- ビジネスクラスラウンジ