世界のエコノミークラス機内食ランキング(英国 スカイトラックス社)で感じたこと

2017年6月に英国のスカイトラックス社による世界の航空会社のエコノミークラス ベスト10が選出され、エコノミークラス総合ランキングではタイ航空1位、JALが6位に、ベストエコノミークラスシートではJALが1位を受賞をしていましたが、ベストエコノミークラス機内食も同時に発表されていたのをつい見落としていました。今更ですが気になることがいくつかあったのでアップさせてください。
エコノミークラス機内食ランキング2017
1 Thai Airways
2 Turkish Airlines
3 Asiana Airlines
4 Qatar Airways
5 Japan Airlines
6 Singapore Airlines
7 Austrian
8 Cathay Pacific
9 Lufthansa
10 EVA Air
全体的にはあまり違和感のないランキングですが、5位にJALが入っているのは意外ですね。2016年はTOP10にも入っていなかったはずです。確かにここ数年JALはエコノミークラスも含めて機内サービスを増強してきましたし、あの破たん前後の悲惨な機内食からするとビジネスもエコノミーもかなり内容も良くなったように感じます(ファーストは逆にダウンしているイメージですが・・・)。
一方でANAはエコノミークラス機内食部門で昨年9位ですが2017年はトップ10圏外に。ANAはベストエアラインの総合ランキングでは3位に入っていますので会社ごとの戦略がこういった差に反映されているのかもしれません。
あと気になるのは各種のランキングでシンガポール航空や韓国系のエアラインがジリジリを順位を下げていることですかね。キャセイも今後各種の合理化の影響が出てきそうです。
JALにはぜひエコノミーだけでなくてエアライン総合ランキングでも来年は頑張ってもらいたいものです(もちろん同じ日本のエアラインとしてANAにも頑張ってほしいですが)。